もれなくご紹介します! 外野手の花形プレー「補殺」。2016年、楽天外野手が決めた全16個の詳細とは?

こんにちは。信州上田在住、故郷の英雄・真田幸村の赤備えがクリムゾンレッドにみえる、楽天推しの野球ブロガー、@eagleshibakawaです。

みなさん、NHK BSの『球辞苑』見てますか?
野球好きのあなたなら、オフの楽しみにしていることでしょう。

まだ見たことないという方のために、NHK BSオフィシャルサイトから引用しますと、

80年の歴史を誇るプロ野球は時代とともに進化を続けている。球界を席巻した魔球、スラッガーたちに共通する打撃技術、常勝チームが編み出した秘策などから、今が旬のキーワードを毎回1つピックアップ。
現役・往年の名選手が明かす秘話、科学的な分析や知られざる歴史の解明など多角的にとことん掘り下げ、この番組にしかない究極の野球辞典の完成を目指す、プロ野球深掘り情報バラエティ!

という、野球ファンなら必見の垂涎番組です。

12月10日の放送回では「外野手の補殺」が取り上げられていました。

鉄砲肩、レーザービーム。
外野守備の花形、面目躍如ともいえる「外野手の補殺」。

この回を見たことのある鷲ファンのあなたなら、今年の楽天はどうだったか?気になったことでしょう!

今年、イーグルスで記録された外野手の補殺は全部で16個でした。

選手別の内訳は下記のとおりでした。

4個・・・ペゲーロ
3個・・・岡島豪郎
2個・・・島内宏明、聖澤諒、
1個・・・ウィーラー、オコエ瑠偉、フェルナンド、牧田明久、松井稼頭央

今回はその16個を全てご案内したいと思います。

パリーグTVに加入されている方なら、ぜひ年末年始、VOD観戦で振り返ってみるのも一興でしょう。

それでは、どうぞ!!


◆ウィーラー

〔1〕4月13日ロッテ戦(koboスタ)、1点を追いかける9回1死2,1塁、高濱卓也の左ゴのとき。

高濱が金刃からおっつけて打った飛球は左翼ウィーラーの前方へ。
このとき、2塁走者デスパイネのスタートが完全に遅れ、処理したウィーラーがすぐさま3塁の今江に送球した。
記録は「左ゴ」。
今年の楽天戦で唯一の外野ゴロアウトになっている。
なお、デスパイネがともすれば今江の怪我につながりかねない危険な併殺崩しのスライディングをみせたため、梨田監督が抗議している。


◆岡島豪郎

〔1〕6月17日DeNA戦(横浜)、3点リードの1回無死2,1塁、宮崎敏郎の右安のとき。

セカンドの藤田が追うも及ばずの、1,2塁間をゴロ突破する右安。
2塁走者は本塁生還したが、1塁から一気に3塁を狙ったエリアンを、岡島が3塁直接のワンバウンド絶妙送球。
エリアンはヘッドスライディングをみせたが、見事に刺した。

〔2〕6月28日オリックス戦(沖縄)、2点を追う4回無死2塁、モレル右飛のとき。

モレルが合わせにいった打撃はライトへの定位置フライ。
2塁走者・糸井嘉男がタッチアップで3塁を狙う。
それをさせまい!と、ライトの岡島から3塁へワンバウンドの送球。
これが完璧に決まり、完全なるタッチアウト。

〔3〕8月2日オリックス戦(koboスタ)、同点の6回無死1塁、中島宏之の右邪飛のとき。

中島が塩見の投球に差し込まれて打ち上げたフライだった。
右翼線前方にふらふらっと打ちあがる。
岡島が前進。ラインをまたいでのファウルゾーンでランニングキャッチ。
1塁走者・糸井は完全に飛び出していたというボーンヘッドで、1塁に送球して楽々の封殺。
解説・佐野慈紀氏「ラッキーでしたね。糸井選手の打球判断がちょっとわからないですね」。

◆オコエ瑠偉

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