【試合観戦記】 4/18オリックス7-0楽天: イーグルスの投打の協調関係は今サイアクです (ノД`)

投打かみ合わず・・・

今、イーグルスの投打の協調関係は最悪の状況だ。
打線が投手を援護できなければ、投手も味方の攻撃にリズムを呼び込む投球ができない。

序盤3回までの得失点差が如実に物語っている。
得点13に対し、失点は30、その差は-17にもおよぶ。
現在、全体の得失点差は-24のため、大半は序盤3回までに発生していることになる。

この日も同じ光景が繰り返された。

先発は内星龍。今季から先発転向した若手右腕の成長を後押しするためにも、打線は早々に援護したかったところだが、オリックス先発・左腕の曽谷龍平の前に、序盤3回までわずかに1安打に抑えられてしまった。

そうこうするうちに内が不運なかたちで先制点を奪われてしまう。

3回2死走者なしからの3連打だった。2死3,1塁、2番・西野真弘の三安時に三走が生還した。
浅村栄斗もイレギュラーしたゴロをこれ以上ない対応で処理し1塁へ放った。タイミングは間一髪になったが、楽天リクエストでも判定覆らずのタイムリー内野安打になった。

打線はその後も援護できない。
そうこするうち孤立無援の若手バッテリーは追い詰められ、5回に一挙3失点と崩れてしまった。

5回の失点劇はバッテリーエラー絡んだとはいえ、僕には打線の責任も相当重いように映った。
援護のなさが、内&石原に重圧をかけて焦燥感のなか、同じ引き出しばかり開けるかたちになってしまった。

投手を生かすも殺すも打線次第。
もし打線が早々に複数点を援護できていたら違う展開になったんじゃないか。

そんなことを痛感させられた3時間04分になった。

試合展開

オリックス=1番・福田(中)、2番・西野(二)、3番・西川(左)、4番・セデーニョ(指)、5番・頓宮(一)、6番・宗(三)、7番・杉本(右)、8番・紅林(遊)、9番・若月(捕)、先発・曽谷(左投)

楽天=1番・小郷(右)、2番・村林(遊)、3番・浅村(三)、4番・伊藤裕(指)、5番・阿部(左)、6番・山田(一)、7番・辰己(中)、8番・石原(捕)、9番・小深田(二)、先発・内(右投)

両軍のスタメン

これはちょっと許容できない

初回1番・小郷裕哉の空三振には、ガッカリだった。

というのも、試合中、松本亜希子リポーターが、小郷の初回先頭打席にかける意気込みを伝えてくれた矢先のできごとだったからだ。

「打順1番のときはいつも初回に気をつけているそうなんです。先頭が内容悪いと今日の試合どうかな?と思われてしまうので、今日は行けるぞという積極的なバッティングをみせたいと言っていました」

ふむふむそうか~おごちゃんもわかっているじゃん!
そんな期待感を抱きながら見守っていたら、曽谷の低め誘い球に空三振してしまった。

小郷といえば先週土曜日のロッテ戦で1番に座り4三振したように、今季は三振が異様に増えてしまっている。

打席に占める三振の比率は、昨年19.3%だったところ、今年は30.3%まで急増。
もっと言えば1番で起用されたときの三振率は36.8%なのだ。

これは1番打者としてちょっと許容できない危険水域だと思う。

1番が出塁すれば、塁上にランナーを置いた状況で中軸へとアットバットをまわせる。
そのためにはバットに球を当てて、まずはコトを起こしていかないと!

三振が必要経費になって、たとえば長打が増えたとか、球数を多く放らせて後ろの打者の成績を後押ししたとか、何かしらのメリットを享受できているならまだしも、それも見当たらないのが現状だと思う。

三振23個中、球数を最低でも6球投げさせて四球の可能性もあるフルカウント勝負からの三振もわずかに4個になっている。

オゴー!の三振増もあいまって・・・(続く)

...続きは『Shibakawaの楽天イーグルス観戦記2024』でどうぞ。

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