【試合評】森雄大と古川侑利、オープン戦初勝利を手繰り寄せた切磋琢磨の好投~3月12日○楽天2-0日本ハム

オープン戦で初勝利

いやはや、オープン戦の初勝利が、こんなにも道険しになるとは...
あとアウト1つという9回表。
2点リードながらも、一打許せば同点という2死3,2塁の場面だった。
出てきていきなり連打でピンチを作った三番手ハーマンが、最後は156kmのファストボールで石井一成を圧倒。

打ち上げさせた左飛を途中出場の左翼フェルナンドがグラブに収め、27個目のアウトを完了。
3時間ちょうどの試合に終止符を打った楽天は、オープン戦7試合目にして、ようやくの初勝利を挙げた。

これで2月14日から始まった対外戦成績は9勝9敗1分、NPB球団との対戦は6勝8敗1分、オープン戦では1勝5敗1分としている。

両軍のスタメン

日本ハム=1番・西川(左)、2番・石井一(二)、3番・近藤(指)、4番・岡(中)、5番・横尾(三)、6番・森山(右)、7番・松本(一)、8番・清水(捕)、9番・中島卓(遊)、先発・上沢(右投)

楽天=1番・島内(中)、2番・藤田(二)、3番・今江(三)、4番・ウィーラー(指)、5番・銀次(一)、6番・聖澤(左)、7番・岡島(右)、8番・三好(遊)、9番・細川(捕)、先発・森(左投)

13試合ぶりの零封ゲーム

打線は27打数で連日の5安打。
今江、ウィーラー、島内、藤田、フェルナンドが記録したHのランプは、全て単打どまりで、オープン戦チーム打率は239打数47安打の.197になった。

多くの打者が投手とのタイミングを測りかねている場面が多く、打つほうに心配を残すゲームになっている。

一方、投手陣は奮起した。
森雄大、古川侑利、ハーマンの3人が、ファイターズ打線を5単打に退け、2月22日巨人戦以来、13試合ぶりの零封ゲームを飾っている。

なかでも、結果を残したのは、ともに開幕ローテ争いに名を連ねる森と古川の高卒コンビだ。

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