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大型連休「惨劇」の3連戦~ 楽天イーグルスの2018年5月を振り返る

本拠地勝率.290

結局、楽天の開幕大失速は自力Vが消滅した5/6西武戦(●E0-11L)まで続いた。

今年は楽天生命パークの勝率.290に終わった楽天。
本拠地勝率2割は1965年のサンケイ以来。

この負けっぷりを象徴するのが、5/4からの西武3連戦である。

初戦(●E5-6L)は球団通算1,000敗。
始球式ふなっしーの暴投に始まり、決勝点も松井裕樹の暴投で幕を閉じるトホホな内容だった。

2戦目(●E4-10L)は本拠地最多27,468人を動員するなか、則本昂大が裏切りの3回7失点。
3戦目(●E0-11L)は「投げたいところに投げられなかった」とうなだれた藤平尚真が炎上。

開幕31戦での自力V消滅は1955年の大映以来の屈辱になり、この頃になると「球団主導が色濃くなった応援の大幅変更」を槍玉に挙げるファンも続出した。

過度に集中した西武戦

巡り合わせも悪かった。

NPB歴代3位の795得点でリーグを制した西武。
その絶頂期は開幕~5/6までの序盤30試合だった。

1試合平均6.70得点の破壊力で貯金16個を積み重ねた当該期の対戦カードは、ソフトバンク戦4試合、日本ハム戦5試合、オリックスとロッテが各6試合、そのなか楽天戦は最多9試合!

絶不調球団と絶好調球団のカードが最も多く組まれるという日程は、今となっては呪われているとしか言いようがない。

そのため、、、

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