2017年飛躍への確信をワシづかみ! 楽天・古川侑利の台湾ウインターリーグ成績まとめ

こんにちは。@eagleshibakawaです。
信州上田在住。郷里の英雄・真田幸村の赤備えが楽天カラーのえんじ色に見えるイーグルスファンの野球好きです。
鷲ファンきってのデータマニア/ブロガーとして、2009年にブログ開設。現在はブログnote有料メルマガと並行して、「週刊野球太郎」、「ベースボールチャンネル」など野球専門メディアへの寄稿も行っています。

今回は、楽天の若手有望株、古川侑利投手(高卒3年目、21歳)のアジアウインターリーグの成績をまとめていきたいと思います。

いやはや!
マジ!!!
素晴らしいピッチングを!!!!
みせてくれました!!!!!!

その前に、今年の2軍イースタンでの成績を振り返ってみましょう。

◎古川侑利 2軍イースタン 年度別 投手成績

1軍では制球に苦しみ、6試合7回、防御率7.71、WHIP1.43と結果を残せなかった古川投手ですが、2軍イースタンでは、確かな成長の痕跡を数字に刻みました。

昨年は右肘痛、右肩痛に悩まされ、停滞のシーズンでしたが、今年は自己最多69.1回、球数も倍増の1167球を投げ込み、防御率2.60、投手本来の力量を示すFIPでは2.82、WHIP.127の好成績でした。

奪三振率は昨年9.62から今年8.96と、8~9点台の高い水準をキープしながら、与四球率は昨年6.66から今年2.99と大きく削減に成功。
この数字の変化からも、昨年の怪我はすっかり癒えて、自分の思うような球を思うところに操ることができたのでしょうね。

次に、こんなグラフを用意しました。

これは、2軍イースタンで古川投手が奪った凡打(ここでは野選や失策も含む)の打球内訳を、ゴロ、内野フライ、内野ライナー、外野フライの4つに分類し、パーセンテージで示したものになります。
アウトになりやすく、長打リスクの少ないゴロで凡打を打たせた割合が41.7%から43.4%へ。
一方、安打リスクを秘めるライナーや外野フライでの凡打割合は各々前年比1%の削減。
いずれも微増微減ではあるものの、前年比で打球管理の改善に成功しました。
そして、2年連続で内野フライが多い。
古川投手の投球に球威がある証拠だと推測できます。

このようにして、今年は2軍イースタンで着々と力をたくわえてきた古川投手、その集大成と言える舞台が、台湾でのアジアウインターリーグになりました。

まずは試合別の投手成績をご覧ください。

◎古川侑利 アジアウインターリーグ 試合別 投手成績

7試合、22回、打者84人、球数315、被安打14、被本塁打2、奪三振26(大会1位)、与四球3、与死球1、失点5、自責点3。
防御率1.23(大会2位)、1勝1敗、4ホールド(大会1位タイ)、WHIP0.77(大会2位)。(※防御率、WHIPなどは規定投球回対象順位)

防御率は今大会最優秀投手を受賞した阪神・青柳晃洋投手(17回・防御率1.59)を抑えての2位と素晴らしい成績でした。

そして、準決勝のKBO戦では、すでにブログでご紹介したとおり、8回1失点の126球のベストピッチで本戦のMVPに輝きました!

さて、ここからが当ブログの本領発揮です。
球種割合など、もっと細かく、もっと詳細にみていきましょう!


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