【東北楽天400字総括】 島内宏明、則本昂大、小深田大翔
今月から来月にかけて、楽天の主要選手の2022年総括を『400字』の原稿用紙1枚にまとめるという作業をしてます。
一昨日は田中将大、浅村栄斗、岸孝之をお送りしましたが、今回は島内宏明、則本昂大、小深田大翔の3選手をどうぞ。
これで11月note20本目!(凄くない?笑。自画自賛)
●島内宏明
本格的な4番抜擢は4年前。一昨年は浅村の後ろを任され、ヒデの本塁打王をアシストすると、昨年は自ら打点王に。今年は7月8月一気に調子を上げて8月打率.381で月間MVPを初受賞。最終的には161安打を放ち、球団初の最多安打に輝いた。
毎年のように新境地を切り開くプレースタイルには、語録ともども近年最も飽きが来ない。
4年契約の2年目の今年は6年連続規定打席へ到達。4番で141試合に起用された。この年間4番起用数は楽天の日本人打者では山﨑武を抑えて最多で、今や名実ともに鷲の4番打者だ。
一発こそ14本だったが、優れた選球眼を兼ね備えた中距離打者としての魅力は健在で、パリーグ最多の36二塁打。2年連続30二塁打は2007~08年のリック以来となる球団史上2人目。1000試合出場、1000安打と祝事も続く1年にもなった。
プロ11年目は苦手を作らず。パリーグ対戦カード別では全球団でOPS.824、打率.284以上。キャリア通算.249の左投手打率も今年は.278だった。
●則本昂大
結局、本来の姿はラスト3登板か。
8/31の抹消からリフレッシュを経て復帰した9/12以降は21回で防御率2.14だった。K-BB%は抹消前11.3%→復帰後17.7%へ。今季最速156キロも9/27○E6-1Bの完投勝利で計測された。
7年契約の4年目はコロナと・・・(続く)
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