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#「ビルダーズ/工事記録に見る都市再考 〜大阪中之島美術館〜」

2月9日(火)、遠藤がトークイベントに登壇しました。

大阪・中之島にて、創造的な実験島としてネットワーク事業を始動させた“クリエイティブアイランド中之島”にて、10のナイト&デイプログラムが9日間(2月6日~14日)、連続開催の運びとなりました。

2月9日に開催されたのは、【エクスチェンジプログラムvol.3「大阪中之島美術館×大阪大学×アートエリアB1『ビルダーズ/工事記録に見る都市再考 〜大阪中之島美術館〜』」(オンライン配信)】。

建築に関わった専門家=ビルダーズ(Builders)が集い、2022年早春に開館をひかえた「大阪中之島美術館」についてディスカッションしました。

登壇者は、右から、植木 啓子さん(大阪中之島美術館準備室学芸企画担当課長)、弊社・遠藤克彦、佐藤 淳さん(構造家/佐藤淳構造設計事務所顧問)、そして進行役の木ノ下 智恵子さん(大阪大学共創機構社学共創部門准教授)。

遠藤より、「大阪中之島美術館」の設計コンセプトを紹介した後、佐藤さんからは設計上の大きな特徴である「建物内に立体的に計画された『パッサージュ』」を実現するため、どのようにプランを進めたか、構造についての具体的な話がありました。「くねくねと立体的につながる空間」及び「自由度の高い通路や開口の位置」を実現するために、井桁状にピン柱やトラス梁を組み上げたその構造は、鳥かごを想わせる芸術的な美しさ。同時に、免震構造を確固たるものにするために、どのような英知が必要だったかも詳細に語られました。

普段聞く機会の少ない、大規模建築の構造の話、大変貴重で興味深かったです。佐藤さんは、難題があっても決してひるまず、むしろ「燃える」タイプなのだとか!

この模様はアーカイブ映像をオンライン配信中で、以下よりご覧いただけます。ぜひご視聴ください。(広報・A)

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イベント開催日時: 2021年2月9日(火)18:30〜20:00
”エクスチェンジプログラムvol.3 「ビルダーズ/工事記録に見る都市再考 〜大阪中之島美術館〜」”

※トークの録音や画面録画はご遠慮ください。



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