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私の影      詩

どこへゆく、私の影よ?
身勝手に動くと人間がひっぱられてゆく。
どちらが主人か分かりそうもない。
そう私の存在感など希薄で影の動きへ
従うまでだ。
でもぶつかる所は影から生じた試練の連続体。
跳び箱のように軽くとびこえたら人間は影に負けない力を持つ。
切っても切れぬ分身よ、日が当たって影は正体を表す。

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