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吹きとばされない家 詩

外は職業柄父はコンクリートの壁を
塗装している。足場が危なくてヒヤヒヤした。母と私は父の作業を見守っている。母も私も気をつけてとしか
エールをおくれない。明日は雨とゆう
のでチャンスを狙って父は男の仕事を
する。ペンキを塗り外壁は少し暗めの
白色になった。この我が家30年に
突入する。もし空き家となれば、いくらで売り家となるか、父も視野に入れ
てるのだろうか?娘がこの家で育ち、
家を建てたことは正解であった。
私はあばら家育ち、祖父の建てた家で
成長した。家を建てる時、うれしくて
うれしくて、憧れの2階建て!頑丈な
コンクリートにやっぱり狼がきても
吹き飛ばされない家が欲しいと願いが
叶った。

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