レンゲ畑

レンゲ畑の上にねっころがり、花の
お姫様を気取る!レンゲの色は
ピンク色でピンクの敷布団の上で
ゴロリとする。丸くて玉のような
お花は綿のようにふわりとしてつむ
のが可哀想だ!でも母の幼き頃レンゲ
で冠を作ったり、首飾りを作ったりと
遊んでいたそうな!レンゲは子供が
大スキで子供もレンゲが大スキで
あった。畑一面に広がるピンク色は
少女のため息にも似て呼吸している。
花は生き物だ。喜ぶ人がいると
うれしくて風に揺れて喜びを表す。
レンゲ、娘の様な花は成長せず、
乙女であった。そんな姿に蜂は恋を
し、レンゲに止まり蜜を吸いにきて
いた。蜜の味は甘い乙女の味だと蜂
は言い、レンゲに止まっていた。

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