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【採用広報担当必読】年間300名のエンジニアと面談していて感じる、転職活動中のエンジニアがあまり重視していない2つのポイント

初めまして、E3代表の大津です。

私はこれまで17年ほどITエンジニアの紹介事業をしてきたため、変化を続けるエンジニア採用市場やエンジニアのキャリア設計について、日々エンジニアと接する中で得た知見を発信していけたらと思っています。

私自身、まだまだ迷うこと、葛藤することも多いです。ぜひお読みいただいた方の意見や質問などもいただけると良い刺激になりますので、何かあればぜひ個別でのご連絡やオープンなSNSでの発信でお聞きいただければ幸いです。


コミュニティメンバーが280名を超えるエンジニアコミュニティを運営していることもあり、年間300人くらいの方と面談をしています。

フラットに面談をしているからこそ、転職活動中のエンジニアが感じていることを、企業人事の方に知ってもらえるといいなと感じ、このnoteを書きました。企業人事とは違う視点で感じたことを書きましたので、参考していただけると幸いです。
前回は重要視していると感じるポイントに絞りましたが、今回は逆に重要視してそうだけど実はそうでもないポイントについて書きました。

また、志向性として個人差があるのは当然だと思っておりますので、全体感を掴んでいただければと思っております。

実はあまり重要視していないと感じること

今回お話する2つのポイントは、大体いつも前回挙げた5つのポイントと並行して語られることが多いです。
前回挙げた、重要視していると感じる5つのポイントについては以下を参照ください。

1.どんな技術を使うか

ITエンジニアと一括りに言っても、職種も様々ですし、扱う技術も様々です。バックエンドエンジニアといってもアプリケーション開発だけではなくインフラ周りを主戦場としている方もいらっしゃいます。
アプリケーション開発のプログラミング言語だけを切り取って見てみても、主流であるRubyやGolang、Python、Java、PHP、TypeScriptなどなど多数あります。

経験値の少なめなジュニアエンジニアですと、この言語で開発できる会社が良い!という方やモダンな技術環境であることをとても重要視している方も多いのですが、30代半ばを過ぎたミドル・シニアエンジニアになってくると自分の経験やスキルと親和性があれば使用技術にはこだわらないという方が増えてきています。
いわゆる「技術は手段」と考えられるようになってくるので、自分が共感するビジョンを持った企業やプロダクト、またそれを実現するためのチームにちゃんと自分が貢献できると思えるかどうかのほうが重要だと捉えていると感じます。

2.フルリモートであること

コロナ下において世の中が一斉にリモートワークに流れ、リモートワークと相性が良いソフトウェアエンジニアは快適な就業環境を手に入れました。
コロナが収まった昨年あたりからは徐々に出社回帰という流れになっており、コロナ前のように100%出社は無くとも週2,3日は出社をしなければならない企業も増えてきました。

当初は、お話するエンジニアの多くがフルリモートであることに執着し、転職先の条件としていましたので、フルリモートを継続できている企業が採用も強いのだろうなと思っていましたが、半年~1年と経過した頃にはフルリモートよりも出社したいという方が多いと感じています。
フリーランスの人はまだまだフルリモート希望者が多いのですが、会社員は100%ではないけれど週に何度か出社してメンバー同士対面でコミュニケーションできることを望んでいます。

フルリモート環境でも上手くコミュニケーションを取れるようなツールなどはたくさんあり一見とても効率的に見えますが、テキストでは読み取りきれない部分や雰囲気的を察知しづらい部分に気を遣うこと多く、せっかくその会社にいるのにチームで成し遂げようという空気感を感じられないことにもやもやを感じている方も多いと感じています。

いかがだったでしょうか?
求人票や採用広報、面談、面接の場などで活かしていただけると幸いです。
また、気になることがある場合はいつでもご連絡いただければ幸いです。

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構成としては、会社員:フリーランスが4:6となっており、段々と会社員率が上がっている状態ですが、あまり意識することはありません。
比較的経験のあるエンジニアが多いのですが、経験の少ない方も増えてきていますので、あまり気にせず仲間に加わっていただけると嬉しいです。

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