しくじり社長の旅館奮闘記 Vol.34
倒産寸前を何度も繰り返し、しくじりだらけの人生を少しでも教訓として役立てられたらと思いまして、私が学んだことを配信していきます。皆様のお役に立てたら幸いです!
【やってみたいと思うようにすること】
私は過去に私が主宰して研修を行なっていた時がありました。その時はスタッフが求めていないものをやっていたので、出席者がどんどん減っていきました。では、研修が求めているものとなり、効果を発揮にするにはどうするかということですが、そのポイントとして前回2つのことをあげました。
一つ目はやってみたいと思うようにすること
二つ目はやって良かったとすること
今回はその一つ目、やってみたいと思うようにするにはどうしたら良いかについて考えてみたいと思います。うまくいっている研修は以下の点で違うと思っています。
①自分のメリットにつながること
②研修によって問題解決になること
①の自分のメリットにつながることとは、本人がその研修や講習を受けることで、昇格したり、何かできることが増えたり、教えられるようになったりなど、自分にとって明らかなプラスになることがある場合です。
そうするためには、その研修で何が得られるのか、何ができるようになるのかを分かりやすく伝えておくことが重要です。私の場合、ただ私が必要だと思っていただけで、単なる押し付けになっていました。
資格を取るというのも同じことですが、資格を取ることで許認可が降りたり、講師側ができるようになったりなど、本人がそれを求めていればその研修や講習は受けたいものになると思います。
②の研修によって何かの問題解決になることとは、研修したことで、日々に役立ったり、自分の抱えている問題が解決しそうだと思えたら、その研修は受けたいものになります。
例えば、話し方講座など、話下手な人にはそういった技術によって日々の仕事や人間関係の問題解決になったりするのであれば、受けたくなると思います。
私の場合、私の研修をやったからと言って、日々に役立つようには思えないものばかりでした。ただアカデミックなものとして、知識を得るだけで、その知識を得ても何にもつながらなかったなと今にして思います。
ここで相手にとってメリットや問題解決になるためには、スタッフがどんな悩みを持っているか、どんな課題を抱えているか、ここを知る必要があります。その共通項をうまく解決するように、研修を持っていけたら、私の研修は続いていたと思います。現在は、「自分の活かし方」ということで、自分で自分を活かせるようになるトレーニングを開発中です。また、その延長としては「人の活かし方」ということで、指導する側の上手な指導方法をまとめています。さらに、「組織の活かし方」ということで、もっと大きな組織や会社の経営などの面で有益になる研修を開発していく計画です。
私のしくじりそのものを次は活かして、良いものにしていきたいと思っています。
次回に続く・・・
「相手のメリットや問題解決につながらないと
研修はただの時間つぶしになる」
春蘭の宿さかえやでは、自社で行なっているさまざまな研修を公開講座として、外部にも公開しております。よろしかったら、一緒に学びましょう。
詳しくは、こちらをご覧ください。
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春蘭の宿さかえや
発行責任者 湯本 晴彦
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