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小学生|俳句の楽しさが実感できる、地域と共に創る『フォト俳句』の創作と鑑賞

この記事は、日本俳句教育研究会のJUGEMブログ(2020.07.06 Monday)に掲載された内容を転載しています。
参照元:http://info.e-nhkk.net/

nhkk事務局スタッフ:
『初等教育資料』2020年7月号に掲載されました、愛媛県松山市立椿小学校の石田年保先生の「俳句の楽しさが実感できる、地域と共に創る『フォト俳句』の創作と鑑賞」を紹介します。



nhkk事務局スタッフ:
本実践は、「地域の俳句文化に対する理解を深め、俳句や地域を愛する心情を高め」ようと、学校内だけでない地域の人材(俳人を講師として招く)の協力のもと、3年前から取り組んでいるものです。

低学年の俳句の鑑賞を助けるために、自分たちで撮影した写真を利用していくのですが、実践を重ねていく中で、撮影する「対象物やアングル」もより俳句を意識したものに変化していくようで、俳句の解釈の理解の助けにとどまらない学びの数々が報告されています。

また、講師と共に制作した学校オリジナルの「椿小学校俳句手帳」を恒常的に使用しているのも特徴的です。100句を書き残せる手帳を三年生全員に配布して、卒業までの4年間の俳句を記録することが日常になっており、子どもたちの作った俳句を捨てずに蓄積することで、自らの成長を確認したり、俳句文化のある地域への親しみや愛着が生まれていっている実践報告となっています。


■日本俳句教育研究会(nhkk)
「俳句」を教材とした様々な教育の可能性を研究する日本俳句教育研究会は、「俳句」を教材に教育活動を展開しようとする教師や俳句愛好家の情報交換の場になりたいと活動する任意団体です。

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