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小学生|家串小学校のお便り(1)
この記事は、日本俳句教育研究会のJUGEMブログ(2013.06.19 Wednesday)に掲載された内容を転載しています。
参照元:http://info.e-nhkk.net/
nhkk事務局スタッフ:
1月の「第5回 日本俳句教育研究会・研究発表大会」で、ステキな6年生4人を連れてきてくださった「かのこ先生」。今年度は1年生2人、2年生5人の複式学級の担任をされています。
生活科と俳句のコラボで「言語活動の充実」にチャレンジ中とのこと。
そんな「かのこ先生」から届く子供たちの様子の可愛らしいことと言ったら……!!
お便りのいくつかを紹介させていただきます。
かのこ先生:
【ミニトマト】編
あっという間に6月です。生活科で植えたミニトマトは、毎日1個ずつ色づいています。
「先生!毛虫がいます。」
「そりゃあ、毛虫もいるでしょう。」
「動いています。」
「そりゃあ、毛虫は動くでしょう。」
「きゃあ。」
「毛虫だって、大きな人間を怖いと思っています。」
毎日、大騒ぎです。
【先生も女の子?】編
「先生、女の子が3人並びましたね。」
「私も、女の子に入れてくれるの!」
「先生も女の子でしょ?」
「40年前はね。」
「え!!男の子になったんですか?」
「いえ、おばさんになりました。」
「???」
大変だけど、楽しいです。
【スイミー】編
スイミーの授業で、
「なぜ、スイミーは、ぼくが目になろうと言ったの。」
と発問すると、
「自分がまぐろに見つからないようにするには、目になるのが一番いい方法だと思いついたから。」
との答え。
そんな考えは、教師生活で初めてです。
ああ、スイミーは、自己チューの腹黒スイミーだったのね(つд⊂)。
おなかの中まで真っ黒なのね・・・。
「ほかの人はどう思う?」
「もし、おなかやしっぽになったら、見つかると思います。」
「スイミーは、かしこいです。」
うそでしょう・・・。。
ああ、だから①の場面で、スイミーは兄弟たちを見捨てて一人で逃げたのか。
②の場面で、ますます偏屈になったのね。
③の場面は、単に楽しんだだけなのね。
④の場面は、赤い魚をうまく利用して大きい魚を追い出す方法を考えていたのね。
私の中で妄想は広がります。
ブラックスイミーは、悪知恵を働かせて、うまく広い海で生き抜いていくのね。
その後、私はこの授業をどう修正していったでしょう(#^.^#)。ふふふ。
nhkk事務局スタッフ:
ブラックスイミー!?ですか……。気になる【スイミー】編のこの後は…!
次回の更新をお楽しみに(^^)。
■日本俳句教育研究会(nhkk)
「俳句」を教材とした様々な教育の可能性を研究する日本俳句教育研究会は、「俳句」を教材に教育活動を展開しようとする教師や俳句愛好家の情報交換の場になりたいと活動する任意団体です。
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