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図書室

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俳句に関する書籍の紹介だけでなく、事務局長が出逢った書籍の感想などを思いのままに綴る、個人的な図書室です。好みに偏る傾向があります。
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#ミステリー

東野圭吾『流星の絆』

息子の本棚から拝借して、久々に東野圭吾さんの小説を手に取りました。 幼い頃に両親を惨殺さ…

横山秀夫『64』

『64』は、2012年「週刊文春ミステリーベスト10」第1位、13年「このミステリーがすごい!」…

湊かなえ『白ゆき姫殺人事件』

2014年に井上真央✖綾野剛✖中村義洋監督でゴシップエンターテインメントとして映画化された原…

島本理生『ファーストラヴ』

第159回直木賞受賞作品で、来春には映画化も予定されている島本理生さんの長編ミステリー『フ…

小池真理子『恋』

前回の『二重生活』に引き続いて、小池真理子さんの第114回直木賞の受賞作品『恋』です。 タ…

天童荒太『永遠の仔』

松山市立子規記念博物館にて2019年10月20日(日)に開催された『巡礼の家』刊行記念のトークイ…

沼田まほかる『ユリゴコロ』

1月に紹介した沼田まほかるさんの作品『彼女がその名を知らない鳥たち』が、単なるミステリーに留まらず、綺麗事ではおさまらない人間たちを丁寧に描いていて、なかなか興味をひかれたので、再度彼女の作品を手にとってみました。 殺人に取り憑かれた人間の、これまでの生々しい殺人を告白したノート「ユリゴコロ」を巡る物語で、ノートを見つけた亮介を主軸に、ノートの内容が明かされると同時に、彼を取り巻く人間関係のありようがオセロのようにひっくり返されていく驚きのミステリーです。 書名でもある「

米澤穂信『王とサーカス』

同僚イチオシのミステリーは、米澤穂信さんの長編です。 ミステリー的謎解きの面白さはもちろ…

米澤穂信『満願』

同僚に勧められた米澤穂信。 山本周五郎賞受賞し、「このミステリーがすごい!」「ミステリが読…