♯7days _実験|類は友を呼ぶ
ことわざって人間の経験の化石
みたいで好きなんです。
みんなの経験値が集合して、その経験値の妥当性が時代を超えて理解されたとき、ただの言葉が、ことわざになるんだと思うんです。
だからね、「類は友を呼ぶ」って
本当にあると思うんですよ。
今日はそんな話。
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いきなりニッチな喩えで悪いけど
建築が好きな人に丸眼鏡が
多いのはなんでかな。
おしゃれだから?
はやりだから?
いえ、建築界の巨匠ル・コルビュジェに
憧れているから。
(憧れている人は、コルビュジェに憧れて丸眼鏡にした人に憧れて丸眼鏡にした人に憧れて丸眼鏡にした人くらいまで含みます。)
それなら
コルビュジェが好きな人は
丸眼鏡が好きなのかな?
その可能性は高いとおもうよ。
じゃあ
丸眼鏡が好きな人は
コルビュジェが好き?
必ずしもそうとは
限らないのだけれど
その可能性は低くはないとおもうよ。
だって
ティーシャツが破けたバンドマンとか。
vansを履くスケートボーダーとか。
モノがその集団の代名詞
になってること多いでしょ?
だからね
vansを履いてる人がvansを履いてる人を呼んで、結果的にスケートボーダーがスケートボーダーを呼んでいる状態になっているということもありえるんじゃないかなと思うんですよ。
なにより
話おもしろいなぁと思った人が、ぼくと同じモノをもっているようなことが、よくあるんですよ。同じアーティストを好きだったり、同じ本を読んでいたり。
そういうわけで
今ぼくが♯7days企画で好きな本を
紹介しているのには理由があって
モノからはじまるコミュニティはあるのか?
をたしかめてみたかったんです。
noteって基本的には文字メディアとして活用しているユーザーがほとんどだけど、顔もわからん人の書いた文字を読むって、ちょっとだけハードルが高いじゃないですか。
でもモノだったら?って考えたんです。
あ!これ知ってる。持ってる!スキ!
これだけで
充分コミュニケーションが
成立するんですよ。
持ってるモノ、好きなモノが似ていたら、きっと頭で考えている「おもしろい」も共有できるはずじゃないですか。
そしたら、ぼくがおもしろいとおもう人が、もっともっと見つかるかもしれないなーって。そうおもったんです。
自分をつくるのは、自分が心からおもしろいと思った人たちだったりすることもあるからさ。
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