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毎週更新すると言いつつ忙しさにかまけて全然更新してませんでした…。忙しいは言い訳にならないとセルフジャブをかまして、久々の更新です。

Instagramの「フォロー中」に「最も交流のない人」を表示する新機能

2/7の記事ですね。この機能がもし実装されたとして考えられることは「大量のフォロー整理」が考えられます。

暇なときとか「自分どんなアカウントフォローしてたっけ」って見返したりしませんか?そのときに交流のないアカウントがあれば、フォロー取り消ししたくなりますよね。いわゆるフォロー整理が始まります。

去年行われたIGDAYTOKYOではInstagram社はエンゲージメント率を高めるために意識したいアルゴリズムを以下のように発表していました。

500以上のシグナルがアルゴリズムに組み込まれており、『関心度の高さ』×『アカウントの繋がりの高さ』の掛け合わせが大切になってくる。

Instagramはかつての”映え”だけで終わるプラットフォームではなくなりつつあります。

重要なのはユーザー間の繋がりの深さ。1対多数ではなく1対1の対話。ということです。

これは企業公式アカウントにも言えることで、たくさんのいいね・フォロワー数を稼ぐだけのアカウントという認識はもう古いです。

コミュニケーションというのは一方的な”いいね・コメント”ではないですよね。お互いにアクションを起こし合うことが大切です。

従来の公式アカウント

・情報を発信して、ユーザーから”いいね・コメント”をもらい、フォローしてもらう。

・企業側からはユーザーに対してアプローチを積極的に行わない

・公式アカウント>>>>一般ユーザーのような力関係

これからの公式アカウント

・発信した情報に対してアクションを起こしてくれたユーザーに対して何かしらのアクションを行う。(コメントに対していいねや返信など)

・企業アカウントの方からユーザーの投稿に対してアクションを起こす。(会社名・商品名のハッシュタグをつけて投稿されたものにいいねなどを行う)

・公式アカウント=一般ユーザーという1対1の関係

もう企業アカウント”様”はオワコン

これらのことを日頃から気にかけて運用すると自然とアカウント間のコミュニケーションに繋がります。もう「企業アカウント”様”」なんてオワコンです。認証マーク持ってるからって上から目線になってはいけません!

そもそもSNS運用において大切なことは「基本情報を正しく伝えていくこと」「画面の向こうにいるユーザーを想像し、彼らが求めている情報を発信」することです。それがやれインスタ映えだ写真映えだバズったから宣伝だとか…って誰ですかそんな文化作ったのは!!

というのはさておき、今回の新機能が実装されることによる懸念点は「交流のないユーザー」としてカウントされるのは「企業アカウントが多いのでは?」という点です。

ですので、これを機にポジティブなコメントや投稿をしてくれるユーザーにはいいね、を、ネガティブ(身も蓋もない誹謗中傷は論外)なコメントに対しては誠実な対応を。このネガティブに触れるのは勇気や大人の事情があったりしますが、公式アカウントだからこそできる正しい情報発信に繋がります。

SNS運用の成功の秘訣は、「なぜ情報発信のプラットフォームがSNSなのか?」を意識して実行することではないでしょうか。

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