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【徹底解説】プログラミングスクールに通っても就職できない人がいる理由

プログラミングスクールに行っても就職できないといわれている理由

職場で使えるプログラミングスキルを習得するために、お金と時間をかけてプログラミングスクールに通うという人もいるでしょう。プログラミングを学んだのに就職できないのは、裏付けできる理由があるからです。

将来のビジョンを本気で考えていない

プログラミングスクールに通うなら、将来のビジョンを本気で考えてからでも遅くありません。プログラミングスクールの受講料は高額のことが多いため、行きたくても通えないという人もいるようです。お金も時間もかかるため、できれば具体的な目標を立ててから通うことをおすすめします。

まったく知識がないまま通っている

知識がひとつもないまま通うと、挫折の原因にもなりやすく、講義に追いつけない状況に陥りやすくなります。プログラミングスクールに通わなくても、市販の参考書などを購入して独学で学ぶことも可能です。

就職支援が少ないプログラミングスクールを選んでしまった

どのプログラミングスクールも、当たり前のように就職支援をしてくれるわけではありません。テキストベースの教材提供のみで、就職支援や転職保証が一切ないプログラミングスクールもあります。

年齢制限が設けられている場合がある

就職支援や転職保証が充実しているプログラミングスクールに通ったとしても、年齢を理由に採用されない場合があります。未経験からエンジニアに就職する場合、年齢が若いほど採用されやすい傾向にあるようです。

プログラミングスクール出身であることが評価されにくい

就職する際にプログラミングスクール出身であっても評価されにくいことがあるようです。学習の場でおこなう作業と現場で使えるスキルは別物で、数ヵ月程度の学習ではスグに即戦力になるとは考えにくいからでしょう。

プログラミングスクールに通っても就職できない傾向にある人の特徴

プログラミングスクールに通えば就職先が確約されるわけではありません。
就職できない人達は、どのようなな傾向の人なのでしょうか。

プログラミングスクールに通うだけで満足している人

もし、プログラミングスクールに通うことが目的の人や卒業することが目標の人は、残念ながらスムーズに就職できない可能性があります。プログラミングスクールに通うことは、就職するための過程のひとつです。何のために通って卒業後にどうなりたいのかという、具体的な目標がないと意味がありません。

自発的に学習しない人

プログラミングスクールで出される課題をしっかりこなせば、現場で通用するスキルが身につくと思っている人は、残念ながら就職はうまくいかない可能性があります。スクールに通うだけで就職ができるのであれば、これほどラクなことはありません。プログラミングスキルを身につけるためには、スクールでしっかりと学びながら自発的に学ぼうとする姿勢が必要です。

プログラミングスクールに通えば稼げるようになると思っている人

プログラミングスクールに通えば高収入を稼げるようになると思っている人は、残念ながら就職はうまくいかないでしょう。理想ばかりを求めると、いつまでたっても就職できなくなってしまいます。

プログラミングスクールを卒業して、就職や転職が成功する人の特徴

プログラミングスクールを卒業して就職や転職が成功しやすい人のおもな特徴は、以下のようなイメージです。

  • 将来の具体的なビジョンを持っている人

  • 無料の学習サイトや参考書を用いて独学でプログラミングの勉強をしてからスクールに通った人

  • 自分の年齢に合った就職支援付きのプログラミングスクールを選んだ人

  • プログラミングスクールに通ってからも意欲的に自ら学んでいく姿勢がある人

では、プログラミングスクールに通って就職や転職に成功するためには、どんなことを意識すべきなのでしょうか。

プログラミングスクールに通って就職に成功するコツ

知識ゼロの未経験者にとっては、プログラミングスクールに通っても就職できるか不安だという人もいるでしょう。プログラミングスクールに通って就職に成功するコツを解説します。

未経験から就職を成功させるコツ

未経験者でもプログラミングスクールに通って就職に成功するコツとは?

分からないことがあったら、まず自分で調べる習慣をつけておく

プログラミング学習で分からないことがあったら、まずは自分で調べる習慣をつけておくべきです。自分で調べる習慣が身につくと、検索リテラシーが向上します。それでもわからないことがあれば、プログラミングスクールの講師にすぐ質問をすることが大切です。

応募する企業調査に力を入れる

就職したい企業については詳細を調べておくことが大切なポイントのひとつです。たとえば、応募したい企業で使用する言語をチェックしておくことが大切な要素のひとつといえるでしょう。

エンジニアとしての将来像を具体的に考えておく

エンジニアとしての将来像を具体的に考えておくと、プログラミングスクールで何を学ぶべきかが明確になります。ただ稼ぎたいから、自由な働き方に憧れているからというだけでは、わざわざプログラミングを学ぶ必要はありません。

自力でアプリを開発する

プログラミングスクールに通ったこと自体は実績になるとは断言できないので、ほかの受講生と差別化するため、さまざまなことに挑戦しておくことをおすすめします。方法のひとつが、自力でアプリを開発することです。

面接対策をしておく

一般的な企業はもちろん、IT業界でもコミュニケーションスキルは必要です。面接ではコミュニケーションスキルに加えて、人柄や雰囲気などもチェックされます。企業研究をしたうえで、自己PRをきちんと話せるようにしておきましょう。

面接対策において最も注意したいポイント

面接対策で注意したいポイントについて、くわしく紹介します。

応募先の企業を選んだ理由

志望動機や応募した企業を選んだ理由は、企業調査を入念に行ったうえで、きちんと答えられるようにしておきましょう。

エンジニアとしての将来像

自分がどのようなエンジニアとしてキャリアを積んでいきたいのか、将来像をきちんとイメージして面接に臨む必要があります。

プログラミングスクールを失敗しないで選ぶポイント

プログラミングスクールを決めようとはしてみたものの、何を基準に選んだらいいのかと迷ってしまう人もいるでしょう。ここではプログラミングスクール選びに失敗しないポイントを紹介します。

ターゲットの対象年齢

プログラミングスクールはターゲットとする対象年齢ごとに分かれているのが特徴です。

20代〜30代の社会人

20代〜30代の社会人が、確認しておくべきポイントです。

  • 就職保証や就職サポートがある

  • 夜間や休日でも受講可能である

  • 教育訓練給付制度対象である

高校生・大学生

高校生・大学生がプログラミングスクールを選ぶとき、確認しておくべきポイントです。

  • 学割がある

  • 受講費用が無料である

  • 就職サポートがある

卒業生の就職先

プログラミングスクールのホームページを見ると、受講生の声が掲載されています。顔写真と本人の名前がきちんと掲載されているのであれば信頼度が増しますが、言葉しか掲載されていないプログラミングスクールはやめておきましょう。なぜなら、いくらでも誤魔化しがきくからです。

コロナで起きたIT業界の未経験求人数の変化

令和に入ってから生じたコロナの影響で、IT業界の未経験求人数はどのように変化したのでしょうか。求人状況は、2020年4月の緊急事態宣言のときに激減しましたが、2020年8月から採用ニーズが復活しています。

自分に合ったプログラミングスクールの見極め方

最後に自分に合ったプログラミングスクールの見極め方について紹介します。

受講形式

プログラミングスクールの受講形式は、通学型(オフライン型)とインターネット型(オンライン型)です。どちらもメリットとデメリットがあるので、自分の生活スタイルに合った受講形式を選びましょう。

入学前のカウンセリングや無料体験

入学前に無料のカウンセリングや無料体験をおこなっているプログラミングスクールがあります。事前に講義を受けておけば、カリキュラム内容や入学してからの学習ペースを具体的にイメージできるはずです。

自分の目的に合ったプログラミング言語

avaやRuby、JavaScriptなどプログラミング言語によって用途や特徴が異なるのが特長です。あらかじめ自分の目的に合ったプログラミング言語が学べるプログラミングスクールなのかを確認しておきましょう。

講師との距離感

プログラミングスクールの講義の形式はマンツーマン型(個別指導型)とクラス型(グループレッスン型)です。どちらもメリットとデメリットがあるので、自分に合った受講形式を選びましょう。

受講費用

プログラミングスキルを短期間で学べるにしても、受講費用が高すぎて生活費を圧迫しているとメンタルが不安定になってしまいます。無理なく学ぶためには、予算に応じたプログラミングスクールを選ぶことが大切です。

スケジュール

通おうと検討しているプログラミングスクールが、自分が学習可能な時間帯に講座が開講しているかどうか確認することも大切です。自宅で学べるインターネット型のプログラミングスクールであれば問題ないのですが、もし通学型を選ぶ場合は、働きながら通うことも考えないといけません。

講師やカリキュラムの質

受講費用が安くて自分が学習可能な時間帯に講座が開講していても、講師やカリキュラムの質が低いところはおすすめできません。就職してもすぐに使えないようなレベルしか教えてくれないプログラミングスクールは、無能だといわざるをえないでしょう。

就職サポート

就職支援付きのプログラミングスクールであれば、IT業界に精通している就活アドバイザーがフォローしてくれることが多いようです。ただし、就職支援が付かないプログラミングスクールの場合、基本的に自力で就職活動をしなくてはなりません。

まとめ

  • プログラミングスクールに行っても就職できないのは何かしら理由があるため、前もってスクールに入る目的をハッキリ決めておかないと、自分に合わないところを選ぶ可能性がある。

  • プログラミングスクールに行っても就職できない人の特徴は、通っているだけで満足して稼げるようになると思っている人であり、在学中も意欲的に自ら学ぶ習慣を身につけることが大切。

  • 希望する企業の調査に力を入れて面接対策をきちんとしておくと、プログラミング未経験でも就職に成功しやすい。

  • エンジニアの求人状況はコロナ以降一時的に激減したものの、いまは増加傾向にあり、社会情勢に左右されるが、IT業界は常に人手不足なことから今後はより求人数が増加することが見込まれているため、未経験者でもエンジニアになれる可能性が高い。

  • プログラミングスクール選びに失敗しないようにするためには、事前にどのようなプログラミングスクールなのか見極める必要があり、無料体験やカウンセリングを利用するのがおすすめ。

プログラミングスクールを活用して就職を成功させるためには、将来のビジョンを形成し、自主的に学んでいく姿勢が大事です。

プログラミングスクールに通っても就職できない人がいるの情報は、以下の記事で詳しく解説しています。

【徹底解説】なぜ、プログラミングスクールに通っても就職できない人がいるのか?

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