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海外に来て驚いた犬との向き合い方が日本とは違う件


小学2年生の私の夢は
「犬の訓練士」
になることだった

当時アパートだった為、犬が飼えなかった私は
いつか犬を飼う日を夢見て
「世界の犬図鑑」に載っている
ほとんどの犬種を覚えていた

それくらい犬好きな私が
海外に来て驚いた事の一つが

犬を飼っている人がとても多いということだ。

日本では中々見ることが出来ない
大型犬や、珍しい犬種も普通にお散歩している

犬好きな私からするとここはまるで
天国のような世界

カフェに行ってもワンちゃんがいて
スーパーでもワンちゃんがいて
とにかく毎日どこかしらで必ずワンコを見る日々...

そうなってくるとやっぱり
欲しくなるのが犬好き本能。

でも今はビザが不安定なのもあるから
飼えないと断念して、とりあえず目の保養に
日本でも見かけたら必ず入っていたペットショップに
行ってみることに

ふらっと立ち寄ったのはオーストラリアの
チェーン店のペットショップ


しばらく店内を見渡してみたが、
中々ワンコが見つからない

痺れを切らして
店員さんにワンコはどこですか?と
聞いてみると

「犬はここでは飼えないよ、ブリーダーを探して
自分で迎えに行かないと」

と半ば呆れたように返ってきた。

え、、
ペットショップにワンコがいない?!?!

日本では大抵、ワンコはペットショップで迎えて、
珍しい犬種や血統書付きの子は
ブリーダーで迎えるというのが主流だったから
ペットショップにワンコがいないというのは
私にとってかなり衝撃だった。

と同時にそうだよな、そうなるべきだよな
って恥ずかしい気持ちにもなった

海外でも一部の地域しか
動物の展示販売を禁止していないが
私はたまたまその地域にいたらしい

ペットショップにワンコがいないなんて
最初のうちは違和感しかなかったけど
調べてみると納得のいく対応だった

•狭いゲージに1日中入れられるストレス
•常に人に見られるストレス
•早い段階で兄弟や母犬と離されて社会性に欠ける
•衝動買いで飼われる
etc...




なるほどそうだよな。。

見に行く側は一瞬だけど、
ゲージに1日中入れられているワンちゃんを
考えたら、寝たいのにずっと明るいし
抱っこされるし、人から見られるし、
ストレスしかないよな、、

おまけに子犬の時は
小さかったけど、
成犬になるにつれて

「こんなに大きくなるなんて知らなかった」
と飼えなくなる人も多いと聞いた


ペットショップで大きくなりすぎた
ワンちゃんはどうなるのだろう。。

日本は悲しいけれど世界でも1.2位を争う
犬の殺処分が多い国らしい
その費用も税金から払われている
なんてこんな悲しい話はない

でも裏を返せばペットショップに
ワンコが常にいるというのは
きっと日本人は犬好きな人が多い
ということだ

だからこの展示販売禁止
ということも私みたいに意外にすんなりと
受け入れられるはず


犬を飼いたいと思ったら
ブリーダーを探して
時には車で何時間もかかる所まで
迎えに行き、

ブリーダーさんと直接
顔を合わせることで
飼い主さん側には責任感が生まれ
ブリーダーさんは安心感が得られる

更に旅行に行く時など、ブリーダーさんと
仲良くなれば預けることも可能な所が多い

そうなってくるとワンコも母犬と会えるし
性格も落ち着いてくる


確かに海外のカフェやスーパーでよく
ワンコを見かけるが、驚くほど皆お利口さん!

人懐っこくて、
犬同士も仲良し
吠えている場面は滅多に見ない


この光景を見て、
「日本の未来もこうなるべきだ!」
と強く確信した私


ワンコが
元いた家族から次の家族へ行くのに
中間のお店は実は必要なかったんだ




















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