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【51】選択肢の背景に息子と孫の思い出:ゲームを教えて孫ができた(息子のYouTube活動の話題から考えたこと②)

こんにちは。前回は、息子とYouTubeの活動について話題にしたことがきっかけで、子育てに対して不安な気持ちで、積極的で前向きじゃない自分の一面が浮かんだ思い出を書きました。今回は、息子とYouTubeの活動について話した内容について整理していこうと思います。


現在、料理人として仕事をして自立してくれている息子は、YouTubeでゲーム配信の活動もしています。
息子もどんどん年齢も重ねていくことを考えると、ゲーム配信をこのまま続けていて、息子にとって明るい将来につながる部分はあるのか??と思う日もありました。

ゲーム配信しているときは、夜中に配信が終わり、その後に反省フィードバックなどをして就寝が2時過ぎになることもざら。
このまま週3日のライブ配信を続けることは、健康面、経済的なことも含めて考えると、息子に対する心配な気持ちがどうしてもよぎってしまう。
私もいい加減、いい年の息子に対して子離れできていない部分があった自分が垣間見えていたと書きながら悔いています。

自閉症だと診断されたことがある息子、そんな印象など感じさせないほどの今の状態になっても、心配するとついつい保守的になっている自分がでてきてしまっていて情けなく感じます。灯台下暗しとはよく言ったもので、私自身が考えているカウンセラー像とは全くの不一致だと我ながら思う。息子と一緒に前に進めるように、向き合ってがむしゃらに行動してきた子育てとは逆といえる一面が現れていました。

Image from Adobe Stock

この心配する気持ちが背景にあって、ちょうど息子との会話の流れでYouTubeが話題に出たので、今後について息子に話してみました。
「あなたは、いつまで配信をしていくの?年齢のこととかを考えると生産的だとはあまり思えない!配信を続けていくなら別の配信テーマを考えるか、あるいはユーチューブをやめるかそろそろ考えて!あなたもいつまでも20代ではないのよ」

私なりに整理と振り返りのつもりで書いているものの、我ながらキツイ2択を息子に迫ってしまったと感じる。
そして、私がその時に浮かんだアイデアは、孫(息子にとっては甥っ子たち)に協力してもらって撮影して配信する……だった。
私のアイデアは、息子と孫の思い出からパッと浮かんだものでした。

Image from Adobe Stock

私は、孫がまだ2歳のころの誕生日にマリオカートをプレゼントしました。
ハンドルをリアルに操作して遊べるゲーム。
私は早く孫が操作するところが見たくて接続してみたものの、孫はゲーム自体に触れるのも初めてな上、遊園地でカートに乗ったこともまだ無かった。
なので、ハンドル操作ができるはずもありませんでした。

そこで、孫が遊べるように教えてくれないか息子に頼んでみました。
その時の孫は、まだ会話のキャッチボールもままならない時期で、与えるのが早すぎてしまったと当時も反省しました。
息子が同じくらいの幼い時期に、器用にゲームができた過去があったので、孫もできるかもと期待をしつつ……といった気持ちでした。

息子は「いいよ。M(孫)ができるようになるかは別として教えてみるよ」

そして、孫はしっかりゲームができるようになりました。
会話もままならない孫は、幼いから当然のように飽きてしまう一面もありながらも。

私にとってこのことは嬉しかった!
孫がうまく操作できた、ということもありますが、それ以上に、
息子がこんな小さい子に上手に教えることができたこと
このことがとても嬉しかった。

息子は、昔の自分の成長の過程で得てきた経験から、コミュニケーションは心で行うものというのを知っているからなのだろうか。

息子「Mは、ゲームの筋がいいよ。もっとしっかり教えたら完全にできるようになるよ」

私はまたも驚かされた。
ちゃんと、孫の様子を観察しながら教えてくれていたのだ!

この思い出が浮かんだ嬉しさもあり、息子のYouTube活動の配信からの変更のアイデアに孫とゲーム風景を撮影して発信することでした。
本人が悩んで選択肢を出す前に、つい提案までしてしまいました。

現在5歳の孫Mはさらに上達して、マイクラ、釣りスピ、ゼルダ、マリオと多岐のゲームを遊びこなしています。友達も多い。幼稚園も楽しそうに毎日通っています。孫Mは弟のOと2人でうちに遊びに来ると、息子の部屋に入り浸って夢中になって遊んでいます。

テレビゲームをしている孫
テレビゲームを楽しんでいる孫たち

息子への心配、現在の息子や孫たちが楽しく過ごせている様子、これらが合わさって、複雑な中で息子に私本位な選択肢を聞いてしまったなと書きながら思います。

ここまでで、私に浮かんだアイデアの孫との撮影配信について自分なりに整理しながら書いてみました。長くなってきたので一休みします。次は、提案したあとの息子についても振り返っていこうと思います。
今回も最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。


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