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大人の学習「いわて観光グローバル人材育成講座」

みなさんこんにちは。なんと11月にお勉強をしてきました!
計4日間を無事修了し、立派な証書までいただきました。
今回の学びと出会いを種にして、どこにどう撒いていくか・・・そんな楽しみをいただけたことに感謝でした!今回はその内容をザックリとご紹介します。

講義×2日間

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まずは1日目は開講式から始まりました。この講座はJR東日本寄附講座として岩手大学が開催しております。
大学時代以来の一コマ90分授業。ついていけるかしら?という不安は、面白い!に変わりました。
一日目
①東日本旅客鉄道株式会社盛岡支社 観光推進室長 小阪様 
②(一社)東北観光推進機構 専務理事推進本部長 紺野様
③(一社)世界遺産平泉・一関DMO 代表 松本様
④ワークショップ
二日目
⑤岩手大学 教授 五味先生
⑥岩手県商工労働観光部 観光・プロモーション室長 髙橋様
⑦東京大学 准教授 山本様
⑧株式会社ライフブリッジ 代表取締役 櫻井様
三日目
フィールドワーク 一関・平泉エリア
四日目
プレゼン

観光関係の取り組みや、データは仕事上、よく目にしていたのですが、今後の動向などこれからの観光を考える大切な学びになりました。

大学生になりたいなぁ


私の中では、岩手大学人文社会科学部 情報学の五味教授、そして東京大学の山本准教授の講義がとても興味深く、そして視野が広がりました。

認知エレメントの話などは、いままで手探りで自分の経験などからモットーにして活動してきたことが間違いではないのだなという励みにもなったのと、やっていることをどのようにまとめるとよいかのヒント、そしてこれから先、自分の活動に入れ込むべき点と展開できることまで広げられるキッカケになったかなと思いました。

また、観光に関わる話し合いなどに出席した際に、なかなか考えがまとまらず、どういう視点で考えていけばいいのか?と悩む時も多々ありますが、景観や風景についての山本准教授の講義は、観光と地域のまちづくりとの関わりの強さにも気づけたのと、これから先の自分の住んでいる街のことを考える時にとても大切なことが散りばめられていたと思います。

人生、あれこれ経験してからの学びというのは比較できる事例もあり、とても面白く勉強になりました。できることならそこに集中できる環境にはいりたいなーと思ってしまいましたw


フィールドワーク一関・平泉

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フィールドワークは「テーマ」を与えられ、一関・平泉への1日視察。
しかしながら、1日(半日)で1,2人の観光に携わる方々とのお話でテーマに対してまとめ上げるのは、なかなか難しかったです。
なぜかというと、自分が観光に関わる事業者でもあり、生産者でもあるからこそ抱いている、コンテンツ造成においての「安易な提案をされたくない」「振り回されたくない」といった声をきいているからでもあります。そんなことをウジウジ考えながら、何をプレゼンできるのだろうか悩んで帰宅したのでした。

プレゼンについて

フィールドワークからあまり日数がないプレゼン資料提出日。長男のワクチン応対応や次男の誕生日が盛り込まれた数日間で作り上げるには、久々に午前様をすることに。でも子育て中の午前様は良くないですね(汗)提出当日にデーターは消えるし、愕然の中、仕事終わってから仕上げた資料でプレゼンに挑む自分でした。

本来ならデータを引っ張って、課題、仮説などでまとめるべきでしたが、今回はあまりに余裕がなさすぎまして、自分が大切にしていること、これからもっと多くの地域で力をいれるべきだろう点として「人」づくりをテーマにしました。

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「観光は裾野の広い産業です」というものの、その裾野と言われる人たちの観光意識はどれほどなのでしょうか? 物流やサービスの流れを可視化すれば、理解はできるでしょう。しかし、観光という言葉を使うなら、それぞれが自分ごととして捉える必要があるのではないかと考えています。  これは、高校生との授業に3年ほど関わらせて頂いた中でも感じていることです。 自分の生活に密着しているところに「観光」という言葉がついてまわるのは観光に直接関わる仕事の方々が多いと思います。

「観光」を推進したいのであれば、観光を認識していない地域の人達の認知を大切にしていく必要性があるのではと考えています。様々なことを認識して、情報として収集し、コミュニュケーションを通してアウトプットされ、それぞれの良いところを認め合い、課題を認識し合うこと。「農業に携わる人は、農業のこと」「母親ならこの地域での子育てに関して」。なので、「観光」という言葉を一旦外して、地域の人とコミュニティー、交流のなかで「観光」に紐付けるキッカケ、そして理解、実感と進んでいくといいのかなと。 色々なことを知っている、色々な人達がいて、「一人ひとりがコンシェルジュの意識」を持つと、まずは気持ちがいい街づくりにもつながるのではないでしょうか。そこから「一人ひとりがコンシェルジュの役割」として関わる人も増え、サービス、ビジネスの質も上がるのでは ないかと推測しています。

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即、観光客の増加・消費額の増加にはつながらないテーマにしてしまいましたが、観光地がもっているコンテンツを活かすも殺すも、その地域の人達の意識が少なからず関わってくるのではないでしょうか? 

まとまりきれない自分(笑)でも!

ということで、いままで「観光」という視点が多くの割合を占めていた状態で、人材育成などを考える場面がありましたが、それは既に観光に携わっている人やこれからという方々へのアプローチ。
 これからの地域の観光を考える上では、その土台、受け入れるその地域の意識づくりこそ持続可能な観光地づくりになるのではないかと思いました。なので、小学校のPTA会長としてはことあるごとに「地域を知って、地域の人に触れ、体感しよう」といったテーマを提案し子供会活動も市内または近郊で「知らなかったこと」にふれるように仕向けていきますw 自分の立場を最大限に利用し、その立場でつながった人脈も最大限に頼ります!!

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今の子供達には自分の地域に対して一つでもいいから「イイ!」「好き」「おすすめですよ」を言える人になって、世界へ羽ばたいてもらいたいな!そう言える子供たちや人を素晴らしいと言える市になってもらいたいと思い、これからも地域密着コーディネートの活動をしてまいります。

担当している高校の授業の様子はこちらから!

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今回、JR東日本様や岩手大学様、講義を展開してくださった先生方にも感謝するとともに、この受講で出会った同期の皆さんとは引き続きつながりを大切にして、それぞれの立ち位置からそれぞれの地域、岩手、東北の観光を盛り上げる力になれたらと思います。

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