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AI初心者でも簡単!ChatGPTで始める検索と文章生成


ChatGPTを使ってみよう!


こんにちは、(株)オーテックの小川広佑です!
この回では、生成AIを実際に動かしてみてどんな結果が返ってくるか検証したいと思います。
その前に、ChatGPT=生成AIと考えてしまっている方もいると思いますが、ChatGPTはOpenAI社が2022年11月に発表したチャット形式で操作が可能な生成AIの1種です。また、2023年からはユーザーが独自でチャットモデルをカスタマイズできるGPTsという機能がリリースされて、企業や個人が特定の目的に沿った形でGPTモデルを作成、公開しております。

まずは、簡単なことから


いきなり自分独自のGPTを作成するのはハードルが高いので、代表的なChatGPTの使い方をしましょう。

検索する

生成AIの使い方が分からない方は、まずGoogleで検索する代わりに、ChatGPTで調べ物をしてみてください。(Googleからもgeminiという生成AIがリリースされてます)
例えば、「明日ゴルフ行きたいけど雨とか風とか大丈夫かな?」って思ったら、ChatGPTを開いて聞いてみましょう。
ChatGPTを開くとこのような画面が立ち上がるので、調べて欲しいことをメッセージ(=プロンプト)で送ります。


この時のポイントとしては、メッセージを送る時目の前に”人“がいると思ってメッセージを書いてみてください。
ここでは、「明日、南山カントリーでゴルフをするんだけど、雨や風は大丈夫ですか?」と、まずメッセージを書いてみます。

複数のサイトから情報を参照

そうすると、tenki.jpや楽天GORAゴルフ場予約等、複数のウェブサイトの情報からデータを参照し、特に問題ない天気という回答をしています。熱中症対策に関してコメントがあったので、「熱中症対策はどうすればいい?」と追加で質問してみます。

質問の前の文脈を把握した状態で回答

すると、ゴルフをプレイするにあたっての熱中症対策をアドバイスしてくれました。このように、chatGPTは1つ目の質問から次々と質問をしていくと、そのテーマに合わせて更なる回答を用意してくれます。

文章を生成する

続いて、文章を生成する機能を利用してみます。皆さんの中でも、仕事で報告書をまとめたり、コラムを執筆したり、自身で文章を考えて投稿する機会が少なからずあるかと思います。
この場合は、メッセージ(=プロンプト)を記載する際に、"誰が"、"いつ”、”どこで"、"何を"、"なぜ"、"どのように"伝えたいのか、5W1Hを意識して書くと希望に沿った回答を得られることが多いです。
今回は、朝礼での一言を生成してもらいます。


事象に対して、原因と対策を提案

プロンプトを書く際のもう一つのポイントとして、条件設定を記載するときはその前の行に「#」を挿入してください。そうすることで、AIが質問と条件を切り分けて認識して制度の高い回答を出しやすくなります。
今回の場合だと、事象の原因だけではなく対策を提示してくれました。このように、AIが依頼の意図を汲み取り、1手2手先の回答を用意してくれることもあります。

まずは、試してみてください!

これらの事例を見ていると、chatGPTはこれまでのチャットボットと一線を画して、人間の言葉を自然な言語として解析し、質問の意図を読み取りながら回答を行うことが分かります。
これ以外にも、「画像を生成する」「動画を生成する」「音楽を生成する」等、様々なタスクを依頼することが可能です。
また、GPTsという機能がリリースされてからはユーザーが特定のタスクに特化したチャットモデルを作成し公開しています。これらのGPTsも試して使ってみると、業務の効率化に繋がる可能性がありますので、お試しください。

日々、新しいGPTが公開されている

最後に

これで、ChatGPTの使い方についてお分かり頂けたでしょうか。初めの頃は、「自分でやった方は早いじゃん」と思うかもしれませんが、慣れてくると依頼を定型化して、条件設定を変えるだけで文章を生成できたりと、業務の効率化に繋がってくるかと思います。
また、基本的な知識について不安な方は、下記の投稿もご覧ください。

当社では、その生成AIを基に製造業に特化した独自のGPTモデルの開発を進めております。当社が目指す姿は、AIを用いて誰でも・簡単に・思い通りに業務改善やノウハウ共有を行えるサービスを作ることです!

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