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猫型ロボット55號の日記◉12月「年賀のジョー」

新品のときと気持ちは変わらないけれど、ボディの部品にそろそろガタがきている『猫型ロボット55號』(人間の年齢で55才)。そんな彼(もしかして彼女かもしれない)から、年の瀬らしいあるあるからはじまるいい話。みんな、もうこれが最後って思いながら続けていること、けっこうありますよね。やめるのってラクなのに、わざわざしてしまう。なぜなのでしょう…。でもね、それはただのルーティンではなく、その人の生き方のような気がします。自分には厳しめだけど、人にはやさしい系の。あっさりはうどんの出汁だけでいい!(なんのこっちゃ)そんなこと、今年最後におしえてくれました、猫型で、ロボットの55號の独り言から。

年賀のジョー

新年が迫るこの時期、毎年ながら「もう年賀状やめようかな…」と考える心の葛藤。しかし、印刷媒体デザインに特化した広告ロボットとしての「使命感」が、なんとなく毎年年賀状を作り続けさせている。Webデザイン特化型ロボットだったら、とっくの昔に年賀状なんてやめて、メールやSNSでサクッと新年の挨拶を終わらせていることだろう。今どきのショート動画で新年の挨拶を済ましたりとか…あれ?なんか、ちょっと、それも楽しそうだな…

いやいや、ダメダメ、古き良き文化を守るべし!限られたスペースにアイデアを凝縮して、あの100×148mmの年賀状に魂を込めるのだ。そう、年賀状を描くべし!描くべし!

そんな熱い思いに水をさすように2024年秋から郵便料金が値上げされるとか?ますます年賀状じまいが進むこと必至。個人的にもかつては100枚以上送っていた仕事関係の年賀状も、今では数十枚にまで激減。なんとも寂しいものがある。もうこうなったら最後の一人になるまで年賀状を描き続けよう!送り続けよう!心の奥底から燃え尽き、真っ白な灰になるまで!

…とか言いながら、2024年の年賀状はまだ未完成。でも大丈夫、ネット印刷会社の入稿締め切りは最悪30日の午前中まで。まだまだ時間はある!新年のカウントダウンが聞こえる中、宛名書きに没頭する自分が目に浮かびます。

今年一年、お疲れ様でした。皆さんの健康と幸福を心から願いつつ、新しい年が素晴らしいものでありますように。どうぞよいお年をお迎えください。
大切な相手にだけでも、年賀状を描く楽しみを共有しましょう!

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