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なぜ勉強する人は就職・転職に不安を感じているの?

Web業界への就転職に向けて勉強している人は相変わらず多いのですが、その人たちと話しているとなぜか就転職に対してものすごい不安感を持っています。その理由はなんなのか私なりにちょっと考えてみましたのでそれを書いてみようと思います。

Web業界に対する情報不足

  • Web業界がどんなところで何をやっているのか。

  • Web業界で生きていくためにやらなければいけないことは何か。

  • Web業界はどんな会社があってどんなことをやっているのか。

勉強する人は上記の項目を調べていない人、情報が曖昧な人が圧倒的に多かったです。
これから活動しようとしている業界に対して分からないし知らないのであれば不安になるのも頷けます。

自分が何になりたいのか具体的にかたまっていない

新しいことに挑戦する人は、勉強を始めたものの実はどの方向に進もうかちゃんと考えていない人がほとんどです。
何かきっかけがあってやってみたけど行き当たりばったりで本心では何をやりたいのか決まっていない。
デザイナーになりたいのか、コーダーなのか、それ以外なのか。
中途半端なままなんですね。
この中途半端な気持ちが大きな不安につながっています。

最初から目標(ゴール)を立てていない

勉強することについては意欲が高いのですが、勉強した後どうしよう、という感じで後のことを考えていない人も多いですね。
就職するのか、フリーランスで活動するのか、Web業界に入りたいのかも含め、どこを目標に頑張っていくのか。
具体的な目標がないため勉強すればするほど焦りが募り不安が大きくなっていきます。

就職するための対策(ポートフォリオ、スキル、履歴書、面接など)をしていない

技術・技能職で就活時に必要な項目に全く手をつけていない、手をつけない人も多いです。
やらないといけないと思っていても行動に移せない、優先度が下になりやすいものになっています。
この場合、学ぶことが終盤にさしかかると急に焦りだしプレッシャーを感じ始めやすくなります。

不安をなくす・減らすには

上記で挙げた不安をなくすにはそれぞれの項目の対策をしておくことになります。

  • Web業界がどんなところなのかを自分で情報収集し、身近に関係者がいれば聞いてみる。

  • 自分のなりたい職業を最初の段階で決めておき、それをクリアする目標を立ててからやることを具体的に決めておく。

  • 勉強する段階ですでに就活までのロードマップを作成し、スキルアップの途中でそれぞれの対策項目について手をつけておく。

不安を完全になくすことができないのであれば減らすことも考えてみましょう。

不安材料は積み重なってくるとどんどん膨れ上がりプレッシャーとなってあまり良くない影響を与え始めます。
そうなる前に対処できることにはどんどん手をつけていくとモチベーションも回復しやすいので、目の前の不安に恐れず立ち向かってみてください。

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