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コロナになってどーなった?IT業界

以前「コロナの影響で変わってきているなと感じたこと
という記事を書いたのですがそれから1年以上経ちました。なのでそれからIT業界どう変わっていったのか?という続きを書いてみます。

IT業界の活性化

他業界が大打撃を受けた中でIT業界は影響はあったもののさらに盛り上がり中な感じです。
できるだけ外出せずに何かを行うにはネットを中心としたシステムが必要になります。例えば外食の代わりに食品注文、配送システムを使うなどですね。
こうした新しいサービスに応じたWebシステム、スマホアプリの開発が精力的に行われています。

他にもビジネスでもオンラインコミュニケーションツールを使いますし、e-sportsやスマホゲームなんかも皆やってますよね。
システム開発に絡むIT系の人材は世界中で人気があり不足気味です。

スーパーライトユーザ層がIT業界に流入、そして挫折

コロナ禍になり仕事を失ったり勤めていた業界に将来性を感じなくなった人がIT業界になだれ込んできました。
職業訓練校などでITの勉強を始めたい人がものすごく増えているようです。

そして、やってみて難しいことが分かり諦める人も多数いる状況です。
全くの新しいことにチャレンジするには強い意識やモチベーションの維持が重要になります。
半年間程度の短期間で成果を上げる難しさは実際にやってみないと分からないこともあり、軽い気持ちで始めてみたけど覚えられない、続けられないなど難しい問題に直面し止めてしまうケースを多く見かけます。

内容の充実したオンラインスクールが増加

今まで勤めないと知ることのできなかった技術的な情報がオンラインスクールを通じて学ぶことができるようになりました。
技術的な情報を教えることがビジネスになっているようで、デザイン、コーディング、プログラム、マーケティングなどIT系の技術をしっかり教える場所が増えています。

ただ、スクールが乱立してきたなという感じもしています。
オンラインスクールはSNSで情報発信をしている人も多いので炎上しやすい傾向があるため、これからは教える内容や運営内容を吟味していかないと経営が難しくなってくると思います。

求人レベルの高騰

これだけ業界人気が出てくると採用側も優秀な人材を選ぶことになり、結果就職へのハードルが上がっています。
仕事で必要な技術は持ってて当たり前。採用するには実務経験に匹敵する成果を持っているか試されます。ポートフォリオなど成果物を見せるためのツールやサイトがない人は就職への道のりが難しくなるでしょう。

また、相変わらずですが人間性も重要視され続けています。
応募書類の記述内容から身だしなみや面接時の応対の仕方、質問の回答など
あらかじめできることは準備、練習しておくことが重要です。

地方で活動する人材が増加

IT業界は仕事内容にもよりますがリモートワークしやすい傾向があり、場所を選ばず地方で活動する人が増えてきています。
食事など宅配サービスで解決できるようになったため大都市圏で働く意味が薄れてきているようです。

地方だと衣食住にかかる費用をある程度抑えられる可能性があります。
また、自分のペース配分で作業しやすい、集中しやすい環境を作りやすいことが挙げられますね。

SNSを中心としたIT求人募集

IT系の求人募集はハローワークや転職サイトでの募集が多かったのですが、
企業がSNSで直接募集するケースが増えています。
これは実務経験者を採用したい企業側と転職するデザイナーやエンジニアがマッチしやすいからと思われます。

就職や転職を考えている人はSNS経由での活動も視野に入れておくといいかなと思います。

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