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コロナの影響で変わってきているなと感じたこと

連日のニュースなどで流れているように、コロナの世界的な流行で世界的に大きな影響が出ています。IT業界も例に漏れず、仕事の流れや人の考え方も変わってきているようなので、そのあたりを書いてみようと思います。

企業の保守化

企業の倒産が年末まで大幅に増加すると言われています。IT業界はダメージが少なそうな印象を持たれているようですが、他業種が少なくなれば発注元が減るわけですから、それを受けている開発側も影響を受けます。先行きが不透明になっているため、どこも動きが鈍くなっている状況です。

その結果、今年度の採用の見送りや縮小するところが出ています。また、今まで就職ができたレベルでは採用しない企業もあるようです。現状でも即戦力を強く求める傾向がありましたが、より強くなってきているように感じます。

技能を身につけることの流行化

今までの働き方では生活が厳しくなることが分かり、全般的に何かしらの趣味や実益を兼ねて技能を身につけようとする人が増えています。それに合わせて現役の人たちが自分の持っている技能を動画サイトを中心に公開し始めています。

下火になっていたIT系セミナーもオンライン開催となり、Noteの有償記事やSNSでビジネスとしてのつながりも活発化しています。フリーランスの人たちが個人に教えるビジネスも盛り上がりを見せているようです。

経営方針の転化

社員が会社へ出社できなくなったことから、Zoomを使ったオンライン出社などリモート(テレ)ワークを採り入れる企業が増えてきました。そのため、一部をリモートワークに切り替えて部署などを縮小することで費用を抑える流れが起きています。IT業界では自前のPCで作業している人も多いのでネット環境があれば大丈夫、という判断です。

ただし、セキュリティ対策や仕事内容によってリモートワークへの切り替えができない企業は多くありますので、あくまでも一部の動きです。

働き方の変化

勤め先の先行きが不安定になっていることから、共働きや副業による収入で家庭の維持を図る考えを持つ人が出てきています。また、家に家族がずっといる環境がストレスとなっているようで、個人の場所や時間を持つことが求められてきています。

IT業界では独立してフリーランスで活動する人やフリーランスを目指す人が増えているようです。リモートワークによる作業になった対策として、リビングと作業部屋を切り分けて家庭への影響を少なくすることをしている人もいるようです。

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