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#7こころのコンディショニング

こんにちは!E3Live ながしまあやこです。

桜の開花宣言のニュースを見聞きすると、「今年もいよいよ春が始まったんだなぁ」と感じます。わたしが住む横浜でも、平年より10日、昨年より6日早い開花宣言が3月15日にされました。2002年と並び、観測史上最も早い開花だったようです。みなさんのお住まいの地域はいかがですか。春はおとずれましたか?


春の景色はさまざまな色で溢れ、目にするだけで明るい気持ちになりますよね。我が家の庭では、きいろ鮮やかにミモザが存在感を放っています。


きいろは春の色ですね♪


あたたかな気温と目に飛び込む色合いで、高揚感・行動力が増す、春。でも、この時期は気候や環境の変化などによって、心身のバランスが乱れやすくなります。そこで今回は、この季節をめいっぱい楽しむために…ハッピーホルモン〝セロトニン〟についてお話ししてみたいと思います。


最近、ちょっとしたことでイライラしたり、不安な気持ちになることはないですか?メンタル面の不調にも、栄養素の欠乏が大きく影響していることがあります。


神経伝達物質であり、ハッピーホルモンとも呼ばれるセロトニンは、怒りや焦りなどのマイナスな感情を抑制し、精神を安定させる効果をもちます。セロトニン不足はうつ病の一因になるとも言われています。


セロトニンの90%は腸で作られますが、その材料として必要になるのが必須アミノ酸のトリプトファン。トリプトファンは体内で生成できないため、外からの摂取が必須!


<トリプトファンが含まれている食材>
・豆腐・納豆・味噌・しょうゆなどの大豆製品
・チーズ・牛乳・ヨーグルトなどの乳製品、
・米などの穀類
・ごま・ピーナッツ・卵・バナナ など

……and ブルーグリーンアルジー


食べ物から摂取したトリプトファンは、日中の間に脳内でセロトニンに変化。さらに夜になると、睡眠を促すメラトニンに変化します。そのため、トリプトファン不足は、不眠症や睡眠の質の低下を引き起こす原因になりえます。


トリプトファンについては
以前インスタでも紹介しています!

▼図解でわかりやすく解説▼
注目成分トリプトファン



わたしはもともと寝付きが浅く、眠るのが得意ではないのを自覚しています。(ベッドに入って部屋が静まった途端に、余計な考え事をしてしまうんです・・・)
そんなわたしですが、以前、朝食にバナナを取り入れたところ、その日の夜は寝付きが良いような体感がありました。「この体感ってなんでだろう?」と調べてみたところ、バナナにもトリプトファンが含まれていることが分かり、睡眠サポートのアシストをしてくれたのかも!と納得。栄養で満たされた身体は正直です。


さて、先ほどもお伝えしたように、セロトニンのほとんどが腸内で作られます。腸管で吸収されたトリプトファンは、脳内に運ばれセロトニンに変化。その過程で、腸内細菌が関与します。つまり、腸内環境を良好に保つことも、セロトニン分泌を促すためには大切です。


春の不調に負けないために、栄養をしっかり摂り、セロトニン分泌を促進!精神が安定すれば、幸福感をより得られやすくなりますよ。こころを整えて、春をおもいきり楽しみましょう♪


ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
また次回の更新でお会いしましょう!