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カリーニングラードを日本人に案内してみた件

どうも!寝るカズキです^^!✨

コロナ禍前までは年に数人はロシア語留学しに来る日本人も見かけたカリーニングラード(以下カリグラ)も、コロナ禍と特別軍事作戦がはじまってからは、全くと言っていいほど日本人の情報を聞かなくなりました。

まあ、当然と言えば当然ですね。

ビザは事前取得が必要だわ、クレカは使えないわ、おまけに英語もあまり通じない地方都市ともなれば、カリグラを訪れる日本人はおのずと少なくなるでしょう。

ただ、筆者は日本語を喋れるマクシムと週末のお茶会で日本語を話す以外に、日本人と日本語で話す機会がなく、ちょっと寂しい思いをしていたので、「Twitter上の誰かに届けばいいかな」と思って、地道にカリグラ情報を発信していました。

その甲斐もあってか、カリーニングラードを一人のフォロワーさんが訪れました。

その方とはたまたまTwitter上で繋がっており、事前に連絡を取り合い、カント島や中央市場、琥珀博物館などの有名な観光名所を一緒に見てまわりました。

1日半の滞在でしたが、ロシアを気に入ってくれたようで「モスクワやサンクトペテルブルグのような大都市にも絶対行く!」と豪語していましたよ笑

本記事では、はじめてロシアを訪れた彼がロシアで驚いた3つの点を紹介します。

ロシアの雰囲気がわかる体験記になっていますので、ゆるーくお楽しみください。

日本人観光客が驚いたこと①食文化

ロシア料理・ウクライナ料理だけでなく、バルト三国・中央アジア・コーカサス料理も

フォロワーの彼を驚かせようと、僕はいくつかの飲食物を紹介しました。

冷製ボルシチ"リトアニア風"
ケフィル菌で発酵させた牛乳、もしくはヤギの乳
  • 冷製ボルシチ:発酵乳"ケフィア"とディル、きゅうり、ビーツが入った冷製スープ。フォロワーさんによれば「どちらかというとマズい」という評価でしたw

ロシアのマヨサラダはとにかく種類が豊富
  • マヨサラダ:ロシアで有名なマヨネーズをふんだんに使ったサラダ。層状サラダは、層ごとに異なる味を楽しめるのが特徴。フォロワーさんもご満悦。

中央アジアのチャーハン。油は多め
  • プロフ:中央アジアのチャーハン。にんじんや羊肉(牛肉)がゴロゴロ入っていて、油たっぷりのプロフ鍋で調理するのがポイント。バリうまい。

マンティ。餃子やシュウマイを思い出す。サワークリームで食べるのが定番
  • マンティ肉まん?型で中身が餃子のようなロシア料理。醤油とお酢をかければ、東アジアの情景が目の前に広がること間違いなし。

酸味と甘味が調和した微炭酸。日本にはまず無い味。
  • クワス:黒パンに酵母を加えて発酵させた伝統飲料。弱アルコール。フォロワーさんは「え?うまい!!なんかお酢みたいっすねぇw」とコメント

豚肉の塩漬け。白身のみの場合もあれば、赤身がついている場合も
  • サロ:豚肉の白身の塩漬け。ビタミンが豊富な栄養食(摂取量に注意)

ロシアのはちみつは8割方は白濁している
  • 白濁はちみつ:ロシアのはちみつは白濁したものが多く、香りが豊か。自家製のはちみつも市場で安く購入できる。彼もその芳醇な香りに感動していた🍯

フォロワーさんの評価では、冷製ボルシチは微妙だったみたいですが、クワスやマンティ、マヨサラダなどは、めちゃくちゃ美味しいとの評価を頂きました。

カリーニングラードではちみつを試食し、そのあまりの美味しさにお土産として購入していました。そうそう、ロシアのはちみつはうまいんよ。

日本人観光客が驚いたこと②街の様子

カリーニングラードの街の様子。ヨーロッパ感も随所に感じられる

フォロワーさんが驚いたのは食文化だけではありません。カリーニングラードにはドイツ領時代の煉瓦造りの建築物やソ連時代のアパート、ヨーロッパ風の建築の一軒家などが混在しており、思っていたよりもヨーロッパを感じたそうです。

バルト三国やポーランドなどに囲まれた立地のカリーニングラードは、周辺からの観光客が多く、商品にもヨーロッパ産のものもとても多いのが特徴です。そのため、市街の雰囲気も何となくヨーロッパを感じる雰囲気になっています。

とはいえ、旧ソ連アパートも多いですがw

日本人観光客が驚いたこと③旅行の不便さ

ロシアでは、VISA・Master cardなどの国際カードブランドのクレジットカードが使えません。また、WiseやWestern Unionの国際送金も停止されているので、ルーブルやユーロ、ドルなどの外貨を現金で準備しておく必要があります。

クレジットカードやQRコード決済に慣れきってしまった日本人にとっては、現地で良いレートの両替所を探して、外貨を準備するという作業も一苦労です。

カリーニングラードでも両替はできます。フォロワーさんもポーランドズロチを両替していましたが、レートもそこまで悪くなかったですよ。ただし、夜の時間帯は両替できないので、念のために1日分のルーブルは所有しておくべきですね。

あとはバスやちんちん電車、乗り合いバンなどの交通手段を利用する際に、ロシア語がわからないと行き先を知るのが難しいというポイントもあります。

たいてい公共交通機関のフロントガラスや出入り口付近にプラカードが掲げられているので、それを見て翻訳機械などを通して確認してみるのがおすすめです。

また、便利なタクシーアプリやナビゲーションアプリもあります。逆に言うと、それらがないと高確率で迷子になります。フォロワーさんからは、長距離を徒歩で移動する羽目になって、肉体的にキツかったと言う話を聞きましたw。

①タクシーアプリ

②ナビゲーションアプリ

ロシアを旅するなら、上記のアプリは必ず入れておきましょう。

まとめ

結果的にフォロワーさんは1日半しかカリーニングラードに滞在しませんでしたが、美味しい料理や街並み、観光名所の数々に満足してくれた様子でした。

難易度が高くなってしまったカリーニングラード旅行ですが、興味がある方はTwitterやコメント欄にメッセージをくだされば、サポートさせて頂きます。

また気が向いたら更新していきますね^^!✨



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