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4日間のんびり自由に過ごしてみた。

国公立前期受験を終えて、早くも4日が過ぎた。

今振り返ってみると、かなりのんびりした4日間であったと思う。

悪く言えば、人生で一番ダラダラした4日間だったとも。

初めての投稿記事で『合格発表までの期間を有意義な一週間に。』と記述した。

『有意義な時間』って何だろう?

こんな答えのない命題に、自分なりの答えを探す。

結論から言うと、

『リフレッシュするときはする。作業するときは作業をする。』

これが、4日間で見つけた自分なりの答えだ。

何も考えずに過ごしてみると、頭を使わない作業が増えた。

・Youtubeで好きなクリエイターの動画を見る。

・美味しいご飯・デザートを食べる。

・ペットのうさぎと戯れる。

・浪人になった時のために、各大手予備校の情報を調べておく。 などなど・・・

最後の項目は、リフレッシュではない気もするが

合格発表までの間は、どうしても不安な気持ちとは常に隣り合わせ。

致し方ないものであると思う。

コロナウイルスの影響で不要不急の外出ができないため、

インドアでのリフレッシュが増えたが、受験時よりは気持ちに余裕が生まれた。

しかし、前期試験から4日目を迎えた今日、

夕方ごろから突然不安な気持ちに囚われ、久しぶりに机に向かった。

まず初めに手をつけたのは、去年の5月に実施された

河合塾の第一回全統記述模試の化学の解き直し。

『さすがに一度やったものだし完答できるだろう』と思ってやってみると

思ったよりできない。

不安が頭をよぎる。せっかくのリフレッシュ期間だと言うのに。

ところで、あなたは『解き直し』の定義を考えたことがあるだろうか。

僕の学校のクラスでも

自習時に、所謂『解き直し』をしているのを見かける。

しかしここで驚く点が3つある。

1つ目は、

解答を写している人が多いこと。

2つ目は、

やり直しをやってノートにまとめて満足。またはそれで終わりにしていること。

3つ目は、

書き込みのない問題用紙を使って、同じ試験時間でやり直していないこと。

僕はこの3つの方法を『邪道やり直し』として警鐘を鳴らしたい。

どの教員も保護者も

『やり直しをしろ』と仰るが、『やり直し』の定義が曖昧であると考える。

実はこの3つの方法、センター試験前の僕も一度はしてしまったことがある。

一つ目の『解答を写す』方法は、一生懸命な人ほど無意識にやってしまう。

やっている本人は理解しているつもりなのだが、実際後日やってみるとできない。

『わかったフリ』になってしまっているのである。

次に、2つ目の『ノートにまとめて満足。またはそれで終わり』に関して。

これは特に器用面な真面目系女子に起こりがちな問題。

ノートにまとめること自体は悪いことではない。

しかし『それを本当に見返すか』が焦点となる。

もし見返す余裕がない、見返す気がないのならばまとめずに

『問題集で模試の不正解部分の対応問題を周回すること』を強くお勧めする。

3つ目の『書き込みのない問題用紙を使って、同じ試験時間でやり直ししない』は、ほとんどの方に当てはまる。

しかし『書き込みのない問題用紙を使って、同じ試験時間でのやり直し』が

絶大な効果を発揮する。

試験中の緊張や焦りはつきもの。

『解き終わらない。わかったはずなのにわからなかった。時間配分を間違えた。』

いつまで言うの?その言い訳。入試本番だったらどうするの?と言われるばかり。

僕も上記のような思いを、入試本番を含め数多く経験してきた。

このような失敗を劇的に改善したのがこの方法だ。

この方法の良さは『リプレイで試験時の自分を振り返ることが出来る』こと。

理系教科は特に、

・問題文のどの表現に着目すればよかったのか。

・自分の問題集のどの知識(武器)を使えばよかったのか。

・またその武器を使う根拠は何なのか。

このようなことを考えながら『解き直す』ことが出来るのだ。

よって以上の三つの理由から『邪道やり直し』には反対だ。

話は脱線したが、この4日間で見つけた『有意義な時間の使い方』や

改めて考え直した『解き直しの定義』はいずれも重要なもの。

以上のことを通して、この四日間は本当に充実していたと思う。

やや長文になりましたが、お読みいただきありがとうございました!


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