怠惰と睡眠。

8月7日。夏休みに入って4日目。
 とか言うけど、実際8月に入った実感も夏休みが始まっているという実感も沸いていなくて、なんとなくやばいという気持ちに襲われている。
 でも、よく考えてみればそれもそのはず。私はしがない大学生をしているのだが、8月に入ってからは前期の講義最終週ということで、実習の集大成の発表だったり、期末課題の作品・レポート提出だったりに追われた。それに加えて、もう夏休みだし。と思ってこの金土日はバイト3連勤で、10:30-15:30・18:00-22:00でハシゴ、7時間、11:00-16:00・18:00-22:00でハシゴと労働に勤しんだ。これに関しては自己責任だが、さすがに1か月前の私を恨みたくなった。だからようやく今日、初めて夏休みを感じたのである。
 さて、ここまで私がどうして実感がわいていなかったのは分かってもらえただろうが、なんでやばいと思っているのかについて疑問を持たれている人もいるかと思う。それは、「何の成果も得られませんでした」と9月の終わりに自分自身に告げそうだからだ。
 年々気温が上がっているからか脳が解けて何もしたくないともってしまうのだが、夏は受験の天王山と同じように、大学2年の夏は今後を左右するから勉強しておけとこの前先生に言われたばかり。まあ、確かにな。と気持ちは十分にわかるのだが、何せこの暑さと連日の寝不足が重なり、やる気は出ない。あーあ。ダメな私。怠惰で無計画で刹那を生きるしかない残念な私。
 ……でも、そう思えるのは一息つけたからかも。こんな日があってもいいよね。今日は休養日。明日から頑張ればいいよ。そう自分を鼓舞して、もうひと眠りついた。
 寝るのってどうしてこんなに気持ちがいいんだろう。


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