見出し画像

【メンタル不調】⑨:執着、共依存からの結婚について

前回は、寛解した頃について書かせていただきました。
今回は、歪んだ結婚(1度目)について書こうと思います。

結婚に至る経緯なのですが…
私が結婚した相手は、その頃付き合っていた?かなんだかわからない、そんな相手でした。
あの頃の私は、仕事に続き恋愛もめちゃくちゃでした。

そんな元夫との出会いは20代前半になります。
いわゆる遊びの関係でした。
もう既にメンタル不調にもなっていた時期で、太っている頃に友達の紹介で知り合いました。

向こうは巨体だった私のことなど、なんとも思っていなかったとは思いますが、私は好きになってしまいました。
向こうは遊びたいがために「付き合う」という言葉をチラつかせるのですが、一向にカタチにはしてくれず、というだらしない関係でした。

私もメンタル不調人間でしたが、おそらく元夫もメンタルに問題を抱えていたっぽく、正式な彼女とケンカしたり不仲になると、私のところに来ていたようです。
そう、私は彼にとってクッションでした。
私も他の人とチラホラお付き合いしていたのですが、いつもタイミングよくフリーの時に現れる人でした。

それでも自己肯定感の低い私はそれに抗わず待ち、会っている期間に好きになっては捨てられるというのを10年弱繰り返しておりました。
それまでに恋愛経験もあり、別れる辛さ&時が経てば忘れるのもわかっていたのに、元夫とはボロボロにされても離れられなかったのです。
おそらく執着とか共依存とか、その類の関係だったように思います。

そもそもあの頃の私は、人との関係を切れない人間でした。
断捨離を繰り返し何度もやっていくうちに、良くない関係の人との縁も切れるようになっていったのです。
男女ともに一緒にいてしんどい関係や、合わないなって感じる人とでも付き合い続けていたのですが、今は歪んだ人間関係はもっておりません。

話を戻すと、なぜ結婚に至ったのか。
最後にクッションにされていた頃、私は出会った当時より痩せていたし、少しは自信もついていたのか、元夫も普通に彼女として接するようになってきておりました。
そんな時彼は仕事がうまくいかなくなり、私の地元で生活してみたい、といいはじめたのです。
結婚に焦っていた私は、「田舎で同棲となると近所の人やおばあちゃんがビックリするから、カタチ(結婚)にしてならいいよ」と話しました。
彼は彼なりに自分の問題から逃げるために結婚を選択したのだと思います。私に至っては執着でした。
それぞれはお互いはおかしいと気付きつつ、見えないように蓋をして一緒にいたと思います。

仕事のことに引き続き、お恥ずかしい話です。
仕事もはちゃめちゃなら、結婚もはちゃめちゃでした。
10年執着して結婚。
振り返ってわかる、執着です、あんなの愛ではありません。
そして結婚して私の地元で引っ越します。
友人たちに結婚を報告すると、「本当にいいの?」とか紹介してくれた友達に至っては「紹介してごめん」と言われたくらいの相手でした。

おそらくその時の私も、薄々愛ではないと気付いていたはず。
そして本当にアホなのですが、離婚してもいいから結婚したい、そうでないとこの執着離れられない、と思っておりました。
執着を絶つ選択肢は他にあっただろうに…
いろいろ歪んでおりました。

でもこの結婚生活のおかげで人生が大きく好転します。
次回はその事について書きたいと思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?