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農業学校(AIC)に入ったら、思いも寄らない道が拓けていた。

ついに終わってしまいました、農業学校。
正直、全て体得できた感覚はなくて、体感2割くらい。笑
むしろもっとわからないことが増えたような。

やっとスタート地点に立てたと言うことで、
今度は自分の畑で、試行錯誤しながら、困った時はAICの仲間に頼り頼られ前進していきたいと思います。

タイトルにある、AICで拓けた道。
学ぶ場所だけどそれだけじゃない、
未来に繋がるきっかけが沢山落ちている場所です。

最後のブログは、自分の人生の貴重な出来事の記録として、
少々自己満にお付き合いください。

Me with Ninjins

0.気づいたら会社辞めていた、気づけば結構な時間ニート(笑)

これはもうその名の通り。そろそろ働きます。

1.WWOOFに行くようになった

AICで学べば学ぶほど、
この農業と言うものを生活に落とし込むって、どう感じるんだろう?楽しいと思えるのかな?自分として持続可能なのかな?

そんなことが気になってきました。
これはもう経験しないとわからない!
そこで、WWOOFの制度を使って、
いろんな場所にファームステイをすることにしました。

ファームステイは毎回本当に楽しくて、
楽しいと思える自分がいることに驚き、
より一層農業いいかもって思えるようになりました。

暮らしの中に入り込んで、同じ生活をするとリアリティが増す。
どこも違うし、どこも持続可能な形で、それぞれのライフスタイルに合わせてうまーくやってる。
「こうしていきたい!」がよりクリアになったり、「無理せずにやればいいんだな」と言うことも学びました。

Kansha Farm /鹿児島県曽於市
Kansha Farm /おいしいごはん

そしてAICで勉強したことと各ファームの農法との比較ができるのも醍醐味。
違った時には、なんで違うんだろうと言う疑問が湧いてくる。

例えば、定植の際に鎮圧を強めにと言われた時、
あれ、AICでは浅植えて言われたよなーなんでだろう?とか。
(そこの農家は海沿いで土がほぼ砂のようだから、強めにするらしい)

やっぱり、学びの軸があるからこそ違いを疑問に考えられるって、とてもプラスだと思うんです。

さいのね畑 /千葉県一宮

あとは、ステイ先の家族とファミリーになれること。
小さい子供がいたら、一緒にお世話もするし、鶏の餌やりとか毎日の日課も一緒にやる、晩御飯も一緒。
その中で、その家族がそこにエンドアップした経緯とか、自分がここに至る経緯とかの話の中で、本当に近い存在になれる。

日本各地に帰る場所ができたそんな深い濃い人との繋がりが、
自分の幸福度を向上させてくれました。

Kasamatsu Farm /神奈川県相模原市
Kasamatsu Farm /DIY

2.マルシェを手伝ったら古着ブランドを立ち上げていた

農場のスタッフさんのマルシェを手伝った時のこと。
ekolocalと言う団体で、エシカルなショップやレストランを紹介するサービスを運営しているお客さんが来ました。

その活動の一環で、一色海岸でビーチクリーンをするイベントを開催。
そこに私も参加しました。

するとそこで出会った同い年の女の子と意気投合。

服は好きだけど、新たに生み出す必要があるのか、
そんなジレンマを共感しあい、

ブランド持つっていいよね。それだったら古着屋やる?
どうせやるならコンセプトがある、ブランドにしたいよね。
そんな想いで古着のブランドを立ち上げました。

今はMellowsと言う名前のブランドで、
イベントのポップアップとECサイトを中心に古着を販売しています。

元を辿れば、AICに入っていなかったら起こり得なかったこと。

Mellows 初出店 /Mar vista Garden


3.畑をやっていた。

1番びっくり。
これはもう仲間のお陰でしかないのですが、
いろんな縁と縁が繋がり、声をかけてもらいました。

横浜の都筑区で3反(900坪)、耕作放棄地。

今までは色んな農家に出向き、工夫された農法や、考え抜かれた価値観や、仕組みなど、感銘を「受ける側」でした。

でもこれからは、
自分たちの場所があって自分たちでクリエーションができる。
そこに何よりの楽しみを覚えて、ワクワクが止まりません。

この歳になってまで、こんな気持ちになれていいの?
子供の頃の感覚に戻っていくようで、なんというか、幸せいっぱい。
心が満たされるってこう言うことかって。

畑の名前は、アイノネファーム。
愛の根っこ。自立、自律。地に足ついた状態。
どこまでも繋がる根っこ。心の安心安全。軸。

全ての根源を取って名付けてしまった感はありますが、(笑)
ここを基軸に、自分たちや大切な人たちを愛で満たせる畑にしていきます。

自給の場、学びの場、遊び場、繋がる場となるように、
畑をクリエーションしていきたいです。

と、そんなこんなでここからまたさらに繋がりが広がっていくわけですが、
書いていたらキリがないので、一旦AICから派生したものはこんな感じ。

勢いで入学しましたが、AICのお陰で充実した日々を過ごせています。
直感的に気になったことは絶対にそこに進んだほうがいい。
そんなことを確信した一年でした。

だから、AICがちょっとでも気になるなら、入るべき!
最後はAICの宣伝で締めさせていただきます。(笑)
千葉先生、講師の方々、スタッフさん、お世話になりました!

引き続き、畑の模様をnoteでも更新するので、
ぜひチェックしてください。

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