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不安と向き合う

夕方公園で遊んでいると、決まって、左右対称同じ所を蚊に刺される髙司です。
#今日は両手首同じところ

さて、今日は「不安と向き合う」について考えたいと思います。

今日の放課後は校内研究日でした。
ずいぶん前から計画していた職員の共通理解を図る場です。色々あり、今日になりました。
今回は新しいことを学んだり、経験するというよりもこれからの学校教育をみんなで考えるという内容です。僕の勝手なテーマは『浸透』です。

数人ずつのグループに分かれ、研修を行いました。僕は1つのグループのファシリテーターとして参加しました。
不安や悩みから、同僚と相談したり、ネットや書籍から調べるなど試行錯誤しながら、解決に向かう姿が共有される時間となり、私自身学ぶことがたくさんありました。

気持ちよく研修が終わるかと思った時に、「ICTをとりれることが負担」という意見がでました。
僕は「??????」になりました。
「負担に感じる場面もでてくるのか?」と考えるいいきっかけにします。

【▼よくわからないをキーワードに】
児童一人一台端末の未来はすぐそこです。
みんなが気持ちよくICTを活用した教育を進めていくために乗り越えないといけない壁を考えるために、「なぜ負担に感じるのか?」を深堀りします。

話を聞いていると次の2つが大きな理由かと思いました。

①管理が大変そう
②ICTがよくわかんない

つまり先が見えないので不安なんです。
「わからないと嫌いの感情は似ている」
という名言があるように「わからない」って新しい挑戦を阻む1つの要素なんです。

この「わからない」がでたときに、「よくわからないからやらない」という選択肢をとるのか、「わからないから聞いたり教えてもらったり自分で調べたりしよう」という選択肢をとるのかはこれからの時代に大切な考え方だな~と思っています。
なんなら僕は3月の時点で『Gsuite』の意味すらわかっていませんでした。

話がそれました。

僕らはこの「不安」とどう向き合っていけばいいんでしょうか。
1つは見える形として例を示し、一緒につくりあげていく必要があるのかなと思います。

それこそ、ICTを授業でこんな風に活用できますよ。管理はこうすると便利ですよ。こんな失敗事例があります。といったKnow-howを示しちゃう。

これで不安が薄れ、行動に移る人は増えるとは思います。


それも大事なんだけど、やっぱり考え方が大事なんだと思っています。

①管理について
まず、そもそも管理しなければならないのか?
先生が管理する場面もあると思うのですが、子ども達と試行錯誤しながら活用していくという立場にたてば、少し不安も薄れるのかな。

子どもは管理しないといけないという前提に立つと、少し難しいのかもしれません。その前提を変える必要もある・・・。

②ICTがよくわかんない
ICTの活用について学べるようにするには、時間を作り出す必要があると思います。

「今でさえ、勤務時間パンパンで過ごしているのに、ICTの活用何て考える時間もないよ!」

という声が聞こえてきそうです。

その時間を作り出すにも色々手段はあります。
物理的に6時間目をなくし、放課後の時間を作るなど。

一方で、今僕らが仕事として行っていることが本当に必要なものかどうかを考える必要もあると思います。
先程の管理に関わるのですが、本当にノートのチェックや漢字ドリルの〇付けって毎回必要なんでしょうか。子どもは管理しないとできないんでしょうか。ここを話すと長くなるのでこれくらいにします。

つまり、考え方が大事になってくるというのが僕の見解です。

ということで結局、今のところ

〇校内研究の時間にKnow-howを学ぶ時間と先生達が自己理解をする時間をつくりだす

という今やっていることをもっとがんばるという身も蓋もない結末になりました。

#学び合い #教育 #自己理解

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