「愚行権」が知られてない

愚行権とは?

愚行権とは、
たとえ他の人から「愚かでつむじ曲りの過ちだ」と評価・判断される行為であっても、個人の領域に関する限り誰にも邪魔されない自由のことである。(Wikipediaより)

簡単に説明すると、
他人がおかしいと思った行動や言動でも、他人に迷惑をかけない限り自由という意味。
重要なのは「他人に迷惑をかけない」とこ。迷惑をかけた時点で、この権利を主張することはできなくなる。

愚行権の具体例を挙げるならば、お酒を毎日浴びるように飲んでいる人がいるとします。お酒を大量に飲むのは体に悪いですし、異常な行動だと思います。でも、個人的に楽しんでいる限りは、お酒をどんなにたくさん飲んだって自由です。とやかく言われる筋合いはありません。愚行権が存在します。
しかし、お酒を飲むことで泥酔し、大声を発したり、素行が悪くなったり、リバースしたりしたら、それは他人に迷惑をかけています。この時点で愚行権はなくなります。

例外もあり、自傷行為・自殺、臓器売買、売春・ポルノ、賭博、ドーピングなどは、倫理的にNGとなってます。(ただ、この項目の論争で愚行権が使われるので、例外っていうより、愚行権を主張する時の代表例に近いような気がするけども…)
法律内での自由ってことです。法律は権利に基づいてつくられるのであれば、法律を違反していても愚行権で守られるべきなのかもしれないけど、これだと議題から大きく外れちゃうので今回はなしで。

多様性の尊重ぶった多様性妨害

多様性が叫ばれている時代。様々な価値観が生まれ、細分化されている。
統一された正しさも間違えもないはずの世界に、間違えをつくる世論。

日本に来た外国人にインタビューしてただ驚いたり、人の趣味にケチつける人やTV番組。

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