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環状に巡るはずが感情が溢れて泣く


私ってずっとこんな感じなんだろうな。
と、仕事中ふと思った。どこに行っても1人だし、友達できないし、恋人できないし。1人は寂しいけど、本当に寂しかったらもっと努力するし。

1人で出かけて、1人で居酒屋も焼肉も行けて、2ヶ月に1回旅行行こうとしてて、ピアノが趣味になって。
という話を人にしたら「もう1人でいることが限界なのでは?」ということを言われた。
私にとって、旅行に行くこともピアノを弾くことも何も変わらない。全部1人で完結すること。だから、何をしても刺激がなくなって退屈になっていく。最近の謎に感じる退屈はこれかもしれない。闇雲に“1人で出来ること”という箱からあれこれ出してみても何も変わらない、だって結局同じ箱から出てるからね。

もっといろんな人と話してみたいという欲求もある。けど、同時に人に対して興味がない。1歩近づいたら5歩も10歩も近づいてきて知った顔されるのが気に食わない。人は好きだけど人間関係が嫌いすぎる。もっと刹那的で流動的で良い。執着しないから執着してこないでほしい。たまたま同じところに生まれたり、たまたま職場が同じだったりただそれだけなのに、なぜこうも絆(笑)で結ぼうとしてくるのか分からない。

人と話すのは楽しい。これはほんと嘘じゃない。人間も好きだと思う。色んな人のいろんな考えを聞くのが楽しい。でも人間関係がどうしてもうまくできない。

私を好きな人を私は好きになれないし、私が好きな人は私を好きになってくれない。悲しいことに。
“友人”という箱や“恋人”という箱からいろんなものを取り出してもっと色んなことを知りたいし触れたいし見たい。


けど、なんだかもうずっと昔に諦めてしまったし、こんな話ももう2、3年繰り返している。何回も変わりたい変わらなきゃ変わったらって思っても結局何も変えられない。染みついた1人はなかなか拭えない。
もうしょうがないよねこんな話何回もして。

環状に巡るはずが 感情が溢れて泣く
関係ない、どうでもいい
深呼吸をした

ワンダー/羊文学


おわり

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