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自分をすり減らす目標なら要らない。

実は今月は30冊本を読もうとしてた。マンガも含めて…、だけれども(笑)本を読むことはテレビを見ることに比べて罪悪感がないし、目標達成ができれば自己肯定感も上がる。

なんで、未だにテレビを見ることに罪悪感を感じるのか不明だが、それは親から「ダラダラテレビを見てはいけない」という価値観を押し付けられたからだろうな。

テレビを見る時間を減らして本を読んでた。静かな部屋でひたすらに。ときには寝る間も惜しんで。

で、ふと気がついた。
何のために目標を定めたのか。

それは、たぶん、私の場合は「自己肯定感が欲しかったから」。そして、その自己肯定感が、この閉塞感のある世界の中で生きる希望になると思ったから。

けれど、気がつけばそれがプレッシャーになっていってしまっていた。違う、求めていたのはこういうことじゃない。プレッシャーにならないように、「好きな本だけを読む」と決めたはずなのに。

目標を立てることは行動の原動力になる。落ち込みがちなときに目標が自分を支えてくれることもある。けれど、今はそうじゃない。この息苦しい世の中で、少しでも生き延びるためにしなくちゃいけないのは、目標を立てることでなく、自分の心に耳を傾けることだ。

自分をすり減らす目標なら要らない。少なくとも今は。

そう思って、目標に拘らないことにした。本は読む。でも、それは目標達成のためではない。自分の心の栄養のため。気分が乗らないときは読まなくていい。それでいい。それでいいんだよ。

#小説  #エッセイ #哲学 #ポエム #のようなもの

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