中学生の時にMay J.の作詞コンテストにノミネートされた俺の今の話
メジャーリーグで大谷翔平選手が
二刀流を現実にし
マスターズでは松山英樹選手が優勝し
池江璃花子選手は白血病から
奇跡の復活を遂げた。
その頃、日本ではさらば青春の光の東ブクロが
一般女性を二度妊娠させたことが報道された。
私はコロナ渦とは思えないほど順調な生活を送っている。正直転職してここまで変わるかというくらい顔の血色は良くなったし、何より生活水準の上昇、人間としての足りていないモラルを取り戻した気がする。これも全て彼女を含めた周りの人のおかげだと思う。
前の職場をやめる際に「お前はどこでも通用しない」とブラック企業の常套句を言われていたが、24歳でITベンチャー企業で二年目で役職が付いた。そこまで気にした事はなかったが、評価されることの気持ち良さも知った。
でもここには「宇宙兄弟」のようなロマンもなければ、プロフェッショナルで描かれた「エヴァンゲリオン」の制作現場のような熱意もない。
気が付けば「もう24歳か~」と感じることが多い。Jリーグで活躍する選手は、自分よりも年下で、高校卒業してから6年経ったとは考えられない。
そんな時にふと嫌な事を考えてしまう。このまま俺は生きた証を残さず、そこそこお金を稼いで、そこそこ幸せで死んでいくのだろうか。
そのような思いを沸々と感じていた時にピッタリと当てはまる曲があった。ASIAN KUNG-FU GENERATIONの「UCLA」だ。
アジカンとしては、最新のアルバム「ホームタウン」に収録されている曲でHomecomingsの畳野さんもボーカルとして参加している。
パソコンからこの文を打っているのだが、「アジカン」が一発で変換されない現実に驚きながらも、ゴッチさんは 「俺の畳野さんのサビを聞きたい」気持ちを無視してこう歌いあげる。
凍える夜を堪えたように
怒鳴るような太陽を避けたように
今はまだ雨宿り
急ぐほど重要な理由もない
呼び声が君に届くように
出会うべき人と出会うように
君はまだ雨宿り
耳だけは澄まして時を待つ
確かにそうだなと感じた。周りは周りだし、急ぐほど重要な理由が他人と比べてだったら死ぬほどダサい。そう今はその時を待っているだけなのだ。
だから今年は今後やらなくてはならない、奨学金を返すことや親孝行をすることを中心に自分の中で土台を固め、「耳だけは澄まして時を待つ」ことにした。その時の気持ちを忘れないように今ここに記す。
ところで先日、中学生の時の友人と話す機会があった。そこで忘れていた記憶を思い出す。ここで唐突なタイトルの伏線回収をさせて頂く。
俺そういえば中学の時に
May.Jが歌う曲の作詞コンテストで
最終候補にノミネートされていたわ
あの頃めちゃくちゃ作詞をしていた恥ずかしい自分を思い出した。ただ、ファンキーモンキーベイビーズとamazarashi に影響を受けた私の改編期の詞は、今は見つからないが May.Jが歌うにはとてもスリリングな詞だったに間違いない。
今思えばこの事をきっかけに音楽に関して譜面も読めないのにセンスがあると勘違いして、音楽業界に入ろうと思った気もする。
音楽業界辞める前に思い出したかったな〜。
「俺の原点May.J」って言いたかった〜
ただそれ以上でも以下でもない話。
また明日からも頑張りましょう。
~終劇~
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