PMBOKガイド第7版を意味分節理論で読む(1)
プロジェクト世界の対立と両義的媒介項との出会いを求めて、
躓き(つまづき)ながら創造的に誤読していく。
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序文
プロジェクトマネジメントの
変化 / 非-変化
プロジェクトのアプトプットからの
ベネフィット(利益) / 価値
||
得られるもの / 感じるもの
これらをグローバルに検討する。
基本概念 / 構成概念
基本 / 構成
概念 / 非-概念(=実体)
基本と構成を区別する。基本に構成は含まれない。
実体ではなく概念を利用する。
集団による思考 / 個々人による思考
||
ソリューションを生み出せる / ソリューションを生み出せない
不思議なことが書いてある。
集まっていることは同じなのに、集団と個々人を区別している。
集団 / 個々人
||
結合 / 独立
つまり、
集団による思考 / 個々人による思考
||
1つの結合された思考 / 多数の独立した思考
||
ソリューションを生み出せる / ソリューションを生み出せない
ということか。
プロジェクトの意味に行く前に堪えて、
独自の所産 / アウトプットを実現する
なぜアウトプットを実現するだけではだめなのか?
アウトプット / 非-アウトプット (=独自の所産)
アウトプットと所産の違いをAIに聞いてみる。
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私: アウトプットと所産の違いは?
ChatGPT:「アウトプット」と「所産」の違いについて説明します。
アウトプット:
この用語は、主にビジネスや教育の文脈で使用されます。
アウトプットは、「成果物」や「生産物」と訳されることが多く、特定のプロセスや活動の結果として生じる具体的な製品やサービスを指します。
例えば、プロジェクトのアウトプットは、報告書、製品、提案などが該当します。
効率性、目標達成度、量的な側面が強調されることが多いです。
所産:
「所産」とは、ある行為やプロセスから生まれた結果や成果を意味しますが、より文学的、または抽象的な文脈で使用されることがあります。
この言葉は、創作物やアイデアなど、物理的な製品に限らず、思考や理論などの無形の成果をも含むことが多いです。
例として、研究者の理論や作家の小説などが「所産」として表現されることがあります。
創造性やオリジナリティ、質的な側面に重点が置かれます。
簡単に言うと、アウトプットはより具体的で量的な成果に焦点を当て、所産はより抽象的で質的な成果や創造物を指すことが多いです。
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アウトプットと所産は、成果物としては同じで実体と非-実体で異なる。
つまり、実体・非実体を問わず、
プロジェクト =/= 成果物を実現するための手段
となる。プロジェクトは手段なので、概念を利用する。
顧客・エンドユーザー中心の設計
信頼性 / 関係性
それとも
( PMBOK®ガイド / 信頼性 ) / 関係性
なのか。さらには
( ( PMBOK®ガイド / 信頼性 ) / 関係性 ) / (維持 / 強化)
なのか、
(( PMBOK®ガイド / ( 信頼性 / 関係性 ) ) / 維持 ) / 強化
がしっくりくる。( )が多くなるとプログラミング言語のLISPみたいになっていく。この書き方、考え方はあっているのか?
本書で大事でない?ところで、躓く。先は長い。
ステークホルダー / ニーズ
ニーズ / 感じる
プロジェクトマネジメントはまるで商品のような振る舞いも見せる。
だから、ニーズの変化と伴に、プロジェクトマネジメントは変化する。
構造 / 内容
の区別。そして、継続的な価値。
構造 / 内容
||
外側 / 内側
構造(外側)と内容(内側)の一体となり、価値が存在することを認識する。
『PMBOK®ガイド』の関連性の維持
プロジェクト作業 / チーム構造
プロジェクト / プロダクト
成果物 / 成果
近年の開発に関する対立が詰まっている。
作業 / 構造
||
ソフトウェア / ハードウェア
の対立と似ているかもしれない。
プロジェクト / プロダクト
||
手段 / 非-手段(=モノ?資本?)
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生み出す / 生み出される
プロダクトがゴールなのか?
プロジェクト / プロダクト
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「価値を生み出すもの」を生み出さす / 価値を生み出す
まるで、生み出すことが連鎖している。
意味の連鎖 / 生産の連鎖
…Δ-Δ-プロジェクト-プロダクト-Δ-Δ…
なぜならプロジェクトは人が生み出している。
成果物 / 成果
||
成果物 / 非-成果物
||
成果 / 非-成果
同じ「成果」が含まれているのに明確に区別されている。
「物」が付くか、付かないか。
成果 / 物
物が欲しいのではなく、成果が欲しいのだ。
顧客が欲しいのはドリルではなく、穴が欲しいのだ。
成果物 / 成果
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ドリル / 穴
いや、待てよ。
そもそも穴が欲しいのではない、家族と思い出の写真を飾りたいのだ。
成果物 / 成果
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ドリル / 思い出を飾る
成果ははっきりした姿を見せない。
「成果を重視する」は顧客を探究することでもある。
今回では一番おもしろい発見をした気がする。
ここまで書いて実は目次にすら到達していない。
躓くことで見逃してしまうポイントが顔を覗かせて、苦にはならない逆に楽しい。
しかし、書いてみて引用が多いので、このまま書いていいのかも悩む。
もしかしたら、これが最後かもしれない。
改めて投稿を見直すと、引用するも原型をとどめていない?気もするのでつづけます。
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