ビジネスから学ぶ遊戯王〜NLP(神経言語プログラミング)〜
◼️はじめに
皆様、noteをご覧に来ていただき誠にありがとうございます。
本noteはビジネス的なアプローチを遊戯王へ落とし込み活用させる方法を紹介しております。今回はPDCAサイクルをより良くするために『D(実行)』で使えるNLPのスキルを解説します。
そもそもPDCAサイクルとは?と言う方は下記のリンクを先にご一読いただければ幸いです。
実際に遊戯王を大会シーンでプレイした際に「苦手なテーマに当たってしまった」「強いプレイヤーに当たってしまった」「些細なミス(プレミ)をしてしまった」「いつもトーナメントに上がるもすぐ負けるんだよな」などネガティブな発想をした時、やはり"負けてしまった"という経験がある方に向けたnoteとなっております。
"ネガティブ"が"負け"に繋がってしまう現象の正体は、自分自身で無意識に行なっているマイナスな神経言語プログラミング(NLP)により発生している可能性があります。
ネガティブな発想が負けに繋がるのであれば、そのパターンを改善することで勝ちに掴むこともできます。
NLPは精神論的な内容ですが、自分自身でコントロールして、理論的に勝率を上げる方法として解説していきます。
◼️NLPとは
神経言語プログラミング(NLP)とは、
という3つの概念を統合した言葉です。つまり、人間は①五感で感じ取ったものを、③自分でパターン化しながら、②コミュニケーション(アウトプット)していく生き物だよね、という考え方です。
NLPによると、人間は五感で感じた情報を知らず知らずのうちに、過去に作ったパターンを使って処理してしまい、出力してしまっているようです。そのためネガティブな情報を口に出したり、考えたりすると、それがトリガーとなり、過去に作ったパターンを使用し、本来はしたかった理論的にプランニングした行動とは違う行動を取ってしまう恐れがあります。大会シーンで言えば、予選が終わり、トーナメントに上がる辺りで脳はかなり消耗しています。消耗しているところにネガティブなNLPが発生し、余計なプレミが発生する、というフローです。
しかし、パターンは自身で作り方あげているが故に、ラッピングしたり変更できます。パターンを意識的にコントロールし、勝率を上げていきましょう。
◼️NLPを意識したスキル
ここからはNLPを意識したスキル名とその性質を実例を用いて紹介していきます。全てを行う必要はありません。自分で理解して実行できるものを知ることが大切です。慣れないうちは無詠唱より、唱えても良いかと存じます。
●リフレーミング
【性質】出来事のフレーム(枠)を付け替える
発生した出来事について、良い悪いを判断するのは本人の考え方(フレーム)次第、と認識するスキルです。「〜しかない」ではなく「〜もある」と意識するのが基本にあります。起こってしまったことは仕方ないので、それをプラスにする認識を持ってください。プラスとは単純に「気にしない」「楽観視する」という意味ではありません。次に繋がる思考を行い、最終的に勝つことを目指した行動を指します。
なお、「他にどんな状況で役に立つのか」を考える『状況のリフレーミング』、「他にどんな意味があるのか」「他にプラスの価値があるか」を考える『意味のリフレーミング』など、フォーカスの当て方で、同じ出来事のフレームでも、見え方が変わってくるのも特徴的です。
●サブモダリティチェンジ
【性質】好きなものでテンションを上げる
五感で感じる細かな構成要素をサブモダリティ(従属要素)と言い、気分をプラスの方向に高めてくれる物を用いるスキルです。
人間は対面した相手をその人だけで認識はしていません。対戦している空間、背景、仕草など、五感をフルに使って相手を認識しています。そのため、苦手な相手でも周囲の環境や目に見える物など五感で感じられるもので、好きな物を取り入れると、気分が上がり、克服、打開しようと前向きになれます。
●アンカリング
【性質】条件でパフォーマンスが上げる
ある一定の条件(アンカー)を設定しておくことで、自身のパフォーマンスの向上につなげるスキルです。制約と誓約が大きいほど強くなる、わけではないので気にせず条件を決めてください。無駄に意識しすぎず『やらなくて負けた』と落ち込まない程度のもので、なるべく簡単に一人で完結できるものが望ましいかと存じます。
また、アンカーは意識的なものだけではなく、『思い出す』際にも活用できます。『エンドフェイズサーチ』『無限泡影が場で発動している』『墓穴の指名者が適応されている』など、効果が断続的だったり持続的である場合、サイコロやカウンターを置いておくだけでもアンカーとし機能します。注意しなければいけないことがある場合は、それを思い出すためにアンカーを仕込みましょう。
●スイッシュ
【性質】気持ちの切り替え
ネガティブなことを思ってしまった後にすぐに切り返しのことを思って上書きするスキルです。簡単に言えば"やる気スイッチ"を押す感じです。アンカリングを用いても構いません。
冒頭でもお伝えしている通り、ネガティブな発想をする場合は、その入力を過去のパターンで悪い方へ出力しています。事前にそのワードが思い浮かんだら上書きするための行動や言葉を考えておくことで、過去のパターンをラッピングし、出力情報を変化させます。
しかし、今まで紹介したスキルとは違い、都度注意を払い、瞬時に行わなければなりません。他のスキルを身につけてからでも遅くはないかと存じます。
◼️最後に
本noteの解説により、プレイ中に感じたモヤモヤを解消する一助となったのであれば幸いです。
私は「考え方や好きなこと、知識を共有したい」という欲があり、noteを作成しております。もし本noteを良いと思っていただけたら、下記のリンクから他のnoteもご覧いただけると、励みになりますのでよろしくお願いします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?