専門学校を中退して本当に良かった話
中退した経歴
今までこの経歴を恥ずかしいと思ってしまい、なかなか誰にも言えず自分に嘘をついて生きてきましたが、先日勇気を出してこの話をしたら私の勇気を認めてくれた方がいたので、同じように中退して恥ずかしいと思っている方や、これから敷かれたレールに乗って進学すべきか悩んでいる方に少しでも希望になればと思い、全て赤裸々に書きます。
まわりにも同じような人がいたら、希望になると思うのでシェアしてあげてください。
結論、専門学校を中退して本当に良かった
声を大にして言います。
中退して本当に良かった!!!!!!
18歳で普通に高校を卒業し、なんとなく他のみんなが進学しているから進学を選択。
特に何が学びたい訳でもなかったたが、兄がIT系の企業に勤めていたので、私も同じIT系にしようかなと東京都内にある情報処理系の専門学校に通うことに決定。
3年制を選択したが、2年目の末で中退。
どうして専門学校を中退したのか?
まず、そもそもなんで専門学校を中退したのか?というと、
シンプルに「つまらなかったから」そして「コスパが悪いと思ったから」です。
これが誰の、何の役に立つのかもわからないまま、とりあえず教科書に書いてある通り、ネットでは古いとされている技術について、だらだらコードを打っていく。そうするとパソコンが指示通り動いてくれる。
これを面白いと思う方もいると思いますが、私は思えませんでした。
そんなモヤモヤが続いていた時にネットを調べてみると
未経験者大歓迎!入社後3ヶ月は社内研修があるので安心
というような記事をたくさん見つけたため、すぐ行動をおこし、学校は1年早く辞めて、1年早く社会人になろうという決断をしました。
専門学校を中退した後は何をしていたか?
大きな流れとしては
ニート → 社会人スタート → なんやかんやあって、現在に至る
という感じです。
ニート期
まず専門学校を辞めてから入社までに少しだけインターバルがあったので、「社会人になったら余裕が無いだろう」と思い、いわゆるニートとして妥協せず全力で遊びました。
社会人スタート
いざ社会人としてスタートした後は3ヶ月間研修期間があったので「今まで失ってきた無駄な時間」を取り戻すべく、研修の時間も、プライベートな時間も、必死にプログラミングしまくりました。
通勤時間でさえ、紙に手書きでプログラミングしていましたね。笑
なんでそこまでできたのか?専門学校と何が違うのか?
というと、一言で言うと楽しいから。
やっていることは専門学校と同じ「プログラミング学習」でしたが、「社会で役に立つ」というモチベーションや、「リアルな現場で使うような技術」を教えてもらえたので、得るものは全然違いましたね。
現在
IT系のベンチャー企業に勤めながら、新規事業立ち上げや事業責任者、コンサル等をやっています。年収は1000万弱(もっと高いオファーもありましたが、金に興味が無いので断ってる)
他にも副業的な感じで他社から仕事をもらったり、個人でプロダクトの立ち上げもしています。
まぁめちゃくちゃ充実していて幸せですね。
中退しても今の時代、いくらでも幸せになれるので安心してください。
中退して良かった3つの理由
中退して良かったことは本当に色々ありますが、個人的に「これは大きなポイントだ」と思うことを3つに絞って紹介します。
中退して良かった①:経験年数が増える
まず1つ目の理由が、他の人よりも経験年数が多くなります。
当然ですが、ふつーに学校に長年通っていた人よりも多く「リアルな経験」を現場で得られます。リアルを超える学びはありませんからね。
特にIT業界やクリエイティブな業界では、経験年数が結構大事な指標になります。
体型的に勉強がしたいなら、別に学校に通わなくてもネットや本やセミナー等でいくらでもできます。
中退して良かった②:学校の仕組みを知ってしまった
2つ目の理由は
会社で3ヶ月で教えることを、無理矢理3年にのばしている
という衝撃的な事実を知ってしまったことです。
詳しくはお伝えできませんが、、、支援させていただく機会があり、この事実を目の当たりにしてしまいました。
「何も考えずにとりえず3年間学校に通えば安心!」ということに価値を感じる消費者がいるのも事実ですが、少子高齢化で労働者が足りなくなっているのに、こんなことしていていいのか?と正直疑問です。
怒りすらおぼえますが、これがリアルです。
本当に中退して良かった。もっと人生無駄にするところだった。
中退して良かった③:良い会社、仲間に出会えたこと
「中退」について称賛してくれる、本当に良い会社、仲間に出会えました。
「中退する」って、レールから外れて自分考えて自分の足で歩かなきゃいけないので、ハッキリ言って簡単じゃ無いですし、非常に多くのパワーを使います。誤解を恐れず言うと、レールに乗っかった方が楽です。
そういった「本質的な部分」を理解してくれる仲間がいる会社に出会えたので、本当に救われましたし、改めて「中退して良かった」と実感しました。
ちなみに現在勤めている会社はなかなか大きな会社ですが、社長も中退経験者です。笑
中退が向いている人、向いてない人
じゃあ誰でも中退するのが良いか?というと、そうとは思っていません。
向いている人と、向いてない人がいると思うので紹介します。
中退が向いている人
・自分の考えや意思を持っている人
・誰かの作ったレールの上をただ歩くのはつまらないと思う人
・価値の無くなった古い常識に違和感を感じている人
・クリエイティブな仕事で貢献したい人
は、今すぐ中退してください。
逆に向いていない人は
・あまり自分の考えを持っていない人
・自分では判断したくない人
・常識やルールを守ることを重視する人
・型の決まったルーティーンワークを得意とする人
は中退しない方が良いです。
どっちがすごい・すごくないという話ではなく、それぞれ強みや活躍できるフィールドが違うので、自分に合った選択をしましょう。
まとめ
人生は一度きりです。誰かの敷いたレールの上を、何も考えずに歩くことは楽かもしれませんが、必ずしも正解ではありません。
「中退」は全然恥ずかしく無いです。むしろ自分で人生選択していてカッコいい!
VUCA時代、みなさんも、自分の人生を自分の意思で生きて楽しんでください(^^)
最後まで読んでくれてありがとう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?