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期を超えてつながる交流会『Fireside Talk』8.26開催レポート

修了生たちの挑戦の活動報告に、自分の中の「熱」を思いだす

「DXDキャンプ」の修了生だけが参加できる交流イベント「FireSide Talk」。その第2回目が、3期生となる2022 サマーキャンプ「レクチャー」編完走のタイミングにあわせて開催されました。

2022年8月最後の金曜の夜、0期生から修了ホヤホヤの3期生まで、約25名が各自のPC前に集合しました。ひとり、またひとりと画面に顔が登場するたび「久しぶり!」「お元気そうで!」という声が飛び交うのは「同窓会」の雰囲気そのもの。なかには講師の方々のお顔もちらほら見えています。

進行は、レクチャー編でもお馴染みの近藤先生です。内容は、修了生3人による「5min.ピッチプレゼン」と、参加メンバーの抱える「お悩み別ブレイクアウトセッション」の2部構成。各自ビールやおつまみを片手に、いつもの講座とは異なるゆるりと心地よい雰囲気ではありますが、「DXDキャンプ」らしい(!)深く熱いテーマ&セッションが繰り広げられました。

早速、修了生3人による「5min.ピッチプレゼン」からスタートです。一念発起して講座や学校に通ったものの、いつのまにか熱が冷めてしまい、そのあとのアクションにつなげられなかった…という経験は誰しも持っているもの。そんななか、プレゼンを披露していただいた3名のメンバーは、DXDキャンプでの学びをジャンプ台に、新しい道をスタートさせた勇者たち!

トップバッターは、キャンプ参加を通して「自分のめざしたいことが明確になった」と転職活動をスタートさせ、見事希望の会社への転職を実現されたS.R.さん。自信満々で受けた面接に落ちてしまったというエピソードや、どんなエージェントを活用したか、あるいは自身のキャリアについてどう振り返ったかなど、他では聞けない“リアルなお話”に、目を見開いて聞き入るメンバーも。

続いて、子育てがひと段落し夢だった地域活性活動の世界に副業として飛び込んだという、I.Nさん。公募情報を頼りに見事メンバーになったり、落選したりを経験しながらも、確実にステップを踏まれている様子がお話から伝わってきます。「『わくわく』の次に欲しいのは『ほくほく』(対価)」というひとことには、笑いながらも皆さんの共感ひとしおでした。

最後は、キャンプでの学びをもとになんと「デザイン経営」の講師デビューを果たしたという、I.Kさん。地元の自治体などに自らアプローチして有用性を解き、講師として発信する機会を得たといいます。

3名の方に共通していたのは、「自分から動くこと」の重要性。立ち止まっては何もはじまらない。忙しい仕事の合間を縫って努力を重ね、せっかく体に染み込ませた「デザイン」の力を、次の自分に生かしたいーーー。少しだけ忘れていた、当時の熱い想いを、温め直したメンバーが多かったようです。

「学び」を共有したメンバー同士だから話せること

会の最後は、参加メンバー全員による「お悩み別ブレイクアウトセッション」です。実はこの時間をいちばんの楽しみに参加していただいたメンバーも多かったことでしょう。

「前例主義を打ち破るにはどうしたらいい?」、「社内でデザイン思考を浸透させたいが?」など事前アンケートで答えていただいた、お悩み別の“小部屋”で、濃密なセッションが行われました。

<お悩み別セッション テーマ>
   ●組織文化(「大企業病」「前例主義」)について
   ●コミュニティの立ち上げ、運営について
   ●組織への「広義のデザイン」浸透について
   ●人材育成、人材不足問題
   ●自分のキャリア(副業・転職など)について   など

会社の仲間とは話題にしにくいこと、堂々めぐりになってしまう話題でも、DXDキャンプで「学び」を共有した仲間となら、バイアスなく話しあい、耳を傾けあえる。そんなサードプレイス、フォースプレイスとしての場としての役割も「DXDキャンプ」では大切にしています。

セッションを終え、メインルームに戻ってくる皆さんの顔が、きらきらとした笑顔になっているのが、とても印象的でした。

仲間とのつながりがこれからの「デザイン」人生の大切な武器になる

あっという間の2時間でしたが、期を超えて、講師と受講生という関係を超えて、「縦」「横」「斜め」の関係性が活かせるのも、「DXDキャンプ」で得られる価値であることを改めて感じることができました。

たとえば、転職経験のない人にとっては、いまの会社だけが自分の知る組織であったり、あるいは、異業種の人と知り合う機会は(コロナ禍という特殊な状況も含めて)なかなか得られないもの。長年課題に感じていたことも、異業種の人の「思わぬアプローチ」方法が突破のヒントになったり、新しい分野に挑戦したいと思った時にサポートを頼むことができたり。自分にないものを持っている、知っている人とつながることは、自分の可能性を広げていくことにつながるはずです。

DXDキャンプでは、「FireSide Talk」などの修了生イベントや、SLack、FacebookといったSNSなども活用しながら、いつでもつながれる「場」と「時間」をこれからもどんどん「デザイン」していきます!

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