見出し画像

読書会など

来月から仲間内でオンライン読書会を開こうと考えている。読書会は昨年に引き続き第二回目となるが、昨年は、P・F ドラッカー氏の「ネクスト・ソサエティ」を題材として取り上げた。

上梓から約20年経過した現在を振り返る

「ネクスト・ソサエティ」は2002年に上梓され、約20年が経過している。氏の最後の著書で、日本の読者に向けて書かれたと言われている。この本は預言書とも言える内容で、当時ドラッカーが考えた今が果たしてどのようになっているかを振り返る機会となった。実はドラッカーの著作の中でインターネットについて言及しているのは、唯一これだけらしい。インターネットが未来に向けて大きなインパクトを与える存在となることを、彼はわかっていたのだろう。

しかし、この20年間、日本はほとんど何も変わらなかったばかりか、IT後進国に成り下がってしまった。

今、これからを考える「シン・ニホン」

そして、今回読書会のテーマに選んだのは、安宅和人さんの「シン・ニホン」だ。

昨年の2月、コロナ渦直前に世に出たこの本は、15万部を売り上げ、現在、ベストセラーを獲得している。

今の日本の現状を直視し、これからの国のあり方を提案する内容で、非常に示唆に富んでいる。私たちはここから何を学び、何に取り組んでゆくべきなのだろうか。そんなことを読書会メンバーで議論してゆきたいと思っている。

私の住む町も、これまで多くの課題があり、またその解決をずっと先送りにしてきた歴史がある。そして、これからも先送りにすれば良いという思考停止的発想が蔓延しているように感じる。

そろそろ、これらの解決に終止符を打ち、正面から向き合って皆で議論し、答えを導き、自分が考える「あるべき姿」を見据えてゆくべきではないだろうか。

ーー

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

もし、この記事が気に入ったら「スキ」を、応援してくださる方は「フォロー」をお願いします。


よろしければサポートお願いします。いただいたサポートは映像制作の機材購入などにあてさせていただきます。