JAPAN IT WEEKに行ってきました
こんにちは。
税理士法人上坂会計 DXメンターチームの笹岡です。
10月23日~25日の3日間、幕張メッセの1~8ホールでJAPAN IT WEEKという大規模IT展示会が開催されておりました。毎年春と秋に開催され、AI、セキュリティ、EC、デジタルマーケティングなど様々な分野のIT製品・サービスが出展されます。この度、私含め弊社のDXメンターチーム(社内外のDX推進をするためのチーム)4人で行ってまいりました。
参加の目的として、
社内の業務改善や業務高度化に活用できそうなIT製品、サービスを探す
顧問先企業からDX相談をされたときに、ご提案できる製品、サービスの情報を仕入れる
チームの若手メンバーにIT展示会の雰囲気を体感してもらう
といったことをしたいと弊社の代表に直訴したところ、快く承認していただけました。社員4人が業務から抜ける上、会社がある福井県から東京までの決して安くない旅費も会社に負担していただけたので、本当にありがたいなと思います!
新幹線に乗って幕張メッセにたどり着くと、大変たくさんの人が来場されていました。調べてみたところ、3日間で27,801人が来場されたそうです。
まずは4人全員で会場全体を回ろうという話になり、各ブースをざっと見て回ったのですが、2時間かけても全部は回り切れず、会場の途方もない広さに圧倒。広過ぎて、足が棒になりました。。。
4人全員で全体を見た後に、各自が気になるブースをそれぞれ見て回ることになりました。
私はAI関係のブースを主に見ていたのですが、まず感じたのがAI関係の企業の熱気の凄さ。他のブースに比べて圧倒的に圧が凄いです! 基本的に出展企業は自分たちの製品サービスを見て欲しいので、積極的に呼び込みはされているのですが、呼び込みの勢いとかしつこさが、AI関係の企業だけ異常でした。当社比で3倍ぐらいです。
あえて目を合わせないようにしても、延々に付いてきて話しかけてきます。相手のメンタルが強すぎて、思わず私も立ち止まって話を聞いてしまいました。
それだけ、AI関係は今勢いがあって、競争も激しいのだろうと思います。
また、今はあらゆるものにおいてAI活用が考えられているようにも感じました。RPAもAIを使ってフローを作成する、WEB広告もAIを使って広告文を作成する、議事録作成もAIを使って自動作成する、など色々ありました。今後は、様々な場面においてAI活用を前提に考えられていくのかもしれません。
とはいえ、中小企業だとまだなかなか手が出しづらい製品が多いな、というのも印象としてありました。例えば、WEB広告をAIで自動化する、というサービスがあったのですが、担当者の方に話を聞くと月に数百万ぐらいの広告費を使っている企業でないと効果を感じられないとおっしゃっておりました。月数万円~数十万円ぐらいの広告費を使っている企業だと、むしろ手と頭を使って人力で作業した方がコスパが良いです。他のAIについても同じように、中小企業の場合はAIを活用しない方がコスパが良いケースがまだまだ多いように感じますので、AIを活用するタイミングをしっかり見定めていく必要があるな、というのが今回の展示会で感じたことです。
やはり展示会に参加し、色々な製品サービスに触れてみると、一次情報が得られて多くの気付きがあるな、と改めて思いました。
今回の展示会で得られた気付きは、すぐに業務に取り入れて活用していけるものではありませんが、私含め参加メンバー全員にとって大きな学びとなったことは間違いありませんので、これを糧に今後もお仕事頑張っていきたいと思います!
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