経営戦略の基本 ミッション・ビジョン・戦略・戦術・経営計画
ミッション・ビジョン・戦略・戦術・経営計画の立て方
ミッション:Why
進むべき指針。なぜこの会社をやるのか?なぜこの仕事をやるのか?自分たちの価値観や存在意義。ここはゆずれない。
ビジョン:Where
目標地点。ミッション実現のために、この会社をどうしたいか、どの立ち位置に持っていきたいか。
戦略:What
ミッション実現のために、この会社で何を行うのか。現在地から目標地点(ビジョン)までのルート。
戦術:How
具体的にどうやるか。アクションプランやタスク。
計画:When
いつ、何をするか。ロードマップの作成。ロードマップに沿った事業計画作成。PDCAサイクルを回して改善。KPI設定して進捗管理。
経営戦略の立て方(ポイント)
1.選択と集中
限られた資源を集中投下する対象を決定すること。やらないことを決める。20%の仕事で80%の成果を得るために選択と集中を行う。目の前の課題をつぶすことだけに精一杯になるのではなく、ステージを上げてビジョンを目指す。
2.己を知る
正しく現状を把握する。正しい現状把握をしなければ、戦略は机上の空論で終わってしまう。現実的ではない議論ばかりをしても時間のムダであり、自社の立ち位置は正確に把握しておくべき。コンサル的な提言だけでなく、実際に具体的なアクションとして落とし込む。
3.自分たちで作る
そもそもの目的(ミッション・ビジョン)を経営者だけでなく社員にも浸透させ、納得した方針を立てる。また、個人知より集団知を結集するべきであり、様々な視点から意見を挙げることで、新しい発想が生まれる。
経営戦略の立て方(手順)
1.方向性を決める
環境分析を行う
外部環境→PEST分析、ファイブフォース
内部環境→バリューチェーン、VRIO分析
方向性→SWOT分析
顧客を定める。STP分析
立ち位置を決める。ポーター・コトラー競争戦略。アンゾフ成長戦略。
事業仕分けする。PPM
2.ビジョンを描く(仮説)
仮説思考でビジョンを描く。顧客はだれか。顧客にとっての価値とは何か。我々の成果は何か。
3.ルートを決める
現在地から目標地点までのルートを決める。マーケティング戦略。ブランド戦略。コスト戦略。ビジネスモデル。ロードマップ。事業計画。
4.戦略を実行する
変化の激しい状況において、計画を適宜見直しながら実行進めていく。
参考文献
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