見出し画像

Courseraで化粧品サイエンスを学び始めた感想 Product Development編

Product Developmentのコースを修了しました。コースを受講する順序に決まりはありませんが、私は並び順に進んできたので、処方開発を終えてからこの製品開発のコースに入りました。特に理由がなければ並び順通りが理解する上で自然だと思います。


このコースの概要

ここではラボで処方されたものが工場生産され容器に充填されてローンチされるまでと、ローンチ後に行うべきことについて学びました。

内容はかなりボリューミーで、ラボから工場生産へのスケールアップにおける注意点、国や地域ごとに異なる法令やラベル表示への適切な対応、昨今関心が高まっている様々な認証制度(オーガニック認証、ハラール認証、クルエルティーフリー認証など)、ローンチ後のトラブル(クレームやラベルの表示ミス、製品回収)への対応といったものでトラブルについてはリアルすぎてメンタルやられそうになりながら勉強しました。
学生向けの内容なので現実よりもややマイルドですが、この「製品開発」のコースに限らず、この専門講座全体として企業規模を問わずグローバル展開を視野に入れた内容になっていることをここでも強く感じました。

長文読解力が少しついてきたかも!?

実務に携わっていればある程度分かっている内容も多く、個人的には英語の勉強の方をメインとした取り組み方となりました。
3コース目なので、さすがに小テストの出題パターンも読めてきて、選択問題は、全文を読まなくても特定の単語や文体からすぐに正解がわかるようになってきました。選択問題がわかりやすすぎる一方、記述問題ではどう書いても正解になりそうにない問題もありました。講義の中でこの部分が正解っていう場所は特定できているのでPlagiarism(盗作)にならないように慎重に自分の言葉に置き換えて書いたつもりなのですが、どう書いても不正解でした。チャットボックスに訊いたらサポートに連絡してほしいとの事でしたが、時間もないのでひとまず先送りしましたが、実は、今日から取り組みはじめた最終コースQuality Control and Regulatory in Cosmetic Scienceにもやはりそのように感じる記述問題がありました。私の理解が正しければ、講義では触れられていない内容について問われたので、自分で調べて回答したら不正解だったというパターンです。

総じて重要テーマ満載のコース

サブスク料金がかかってくると早くコンプリートしたい気持ちが強くなるので勉強の仕方が雑になりましたが、英文の速読トレーニングにはなった気がします。しかし母語と違って、文章を読みながらおおむね内容を理解できても、記憶として保持するのは私の英語力では難しいと感じました。エシカルトレードやクルエルティーフリー認証など重要かつ個人的にも関心度が高いテーマが満載だったので、いったん全コース修了させてサブスクを終わらせたらちゃんと復習しようと思います。このコースは修了証が出なくて良いのなら無料で学習することもできるので、重要なところや実務で気になったところがあれば何度も見返すことになると思います。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?