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Courseraで化粧品サイエンスを学び始めた感想 Quality Control and Regulatory編


内容が広範囲で専門的に

いよいよ最後のコースまでたどり着きました。ここでは国や地域によって異なる規制についての具体的な内容、例えば米国における日焼け止めの区分やヨーロッパにおける動物実験に対する規制とか、パッチテストや動物実験を避けるためのテクノロジー、さらには毒性学、成分の分子構造やpHといった広範囲にわたる内容を学びました。全体として専門用語が増えてきて、内容が一気に高度になった気がしました。
例えば、infrared spectraphotometers(赤外分光光度計)とか、英語も日本語もややこしい機器名などがちらほら出てきましたが、将来実務の中で使用するための予備知識という意味で押さえておくべきなのだろうとと思いました。

アジャイル感

24年3月に開講したばかりの講座だからでしょうか、講義が進むにつれアジャイル感が強くなる印象もありました。小テストの選択問題の選択肢に"Incorrect"と表示されていたり、"Which of the following is" で始まる選択問題に対して、選択肢が提示されず記述式の解答欄が表示されるようなことがもはやデフォルトのように出てきました。あと私の理解が正しければ、”False”を選択すべき問題で”False”を選択しても不正解になる(不正解の理由の解説と矛盾する)ところもありました。

簡単な統計にひっかかる

またModule4では統計が出てきます。充填量のデータから平均→分散→標準偏差を求めるだけなので、計算過程はさらっとだけ目を通すつもりだったのですが、ここでもアジャイルのトラップ!?にひっかかってしまいました。

Standard Deviation = 1.21 = 1.1

今考えれば、標準偏差は分散の平方根、1.1^2=1.21の暗算ができれば、√記号が抜けているミスだろうと気づくのですが、最初は、なぜ異なる2つの数字が=なのかにひっかかりました。

Standard Deviation = √1.21 = 1.1
または
Variance = 1.21  Standard Deviation =1.1

と書くべきじゃないかと思うのですが、まずは自分の理解が足りていない方を疑うので、ちょっとしたことでも躓いて時間をロスすることがしばしばありました。気づいた点はなるべく「問題を報告」からフィードバックしましたが、この方法はおそらく一方通常なので、もし時間の余裕があったならフォーラムに書いた方が授業に参加している感じは実感できたと思います。

専門講座修了

そんなわけで、最初は無料で始めましたが、結局サブスクに申し込んで無事に専門講座の修了証をいただきました!
「専門講座」の修了証は単一講座のものよりちょっとゴージャスなデザインになっています。専門講座の修了証をいただくのはCalartsのグラフィックデザインに続きまだ2つ目なので達成感はありました。

次に学ぶのは

サブスク期間がまだ残っているので、イリノイ大学の管理会計のコースを始めました。


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