KONICA 現場監督28WBの写りに驚いた
KONICAの現場監督28WBというコンパクトフィルムカメラを手に入れました。
入手したのは昨年12月なのですが、試写したり現像するタイミングが先延ばしになってしまい、なかなかプリントまでに時間が掛かってしまいました。
現場監督28WBとは
サイトより引用
KONICAが製造した建設や解体現場等での使用を想定して作られたコンパクトフィルムカメラです。
電源ボタンを押してシャッターボタンを押すだけで、ピントも露出も自動で合わせてくれる簡単操作のカメラです。
最近のタフネス系コンデジの先祖のようなカメラです。
購入の動機
山を歩いたり自転車に乗っていて、たまに「いま写真撮りたい!」と思う瞬間があるのですが、そういう時に限ってカメラを持っていない時が多々あります。
普段は一眼レフを使っているのですが、いつも一眼レフを持ち歩くのは重いし嵩張って荷物になるので、手軽に使えるコンパクトカメラが欲しいと思いました。
他にもコンパクトカメラは持っていますが、アウトドアでの使用が多いだけに、なるべく頑丈な方がいいと思って選んだのが現場監督です。
他にもズームレンズ付きのモデルや焦点距離が35mmのモデルなどもありましたが、焦点距離28mmに慣れているのと、調べた感じ28mmのモデルの評判がよさそうだったので現場監督28WBにしました。
オークションにて2000円程度で入手。
現場監督28WBの写り
まずは写真をみてください。
手焼きの写真をスキャンしたものなので粗があるのはご容赦。
思っていたよりも全然シャープ。
この手のオートフォーカスのコンパクトカメラって歪みのある安いレンズと甘いピントというイメージがあったのですが・・・。
隅々までちゃんと写っていて、僕が好きな細い線でシャープに描写されています。これ、いいんじゃないか。
先述のとおり、このカメラは建設や土木関係の現場で使われることを想定して作られたカメラなため、建物などを撮影するときに広角レンズの歪みがでないようにきちんと補正して設計されているんだとか。
手抜きのレンズじゃないということですね。
この照明の後ろの草とか、細い線をちゃんと細く描写していて感動。
ピントもきちんと合わせられています。
こんなにしっかりきちんと写ってカメラも頑丈って、言う事ないんじゃないか。
感想
正直、オートフォーカスのプラカメ(プラスチック外装のカメラ)って、何が映っているか判ればOK程度の粗悪な写りなものだと思っていたけど、これは全然そんなことなかった。
一眼レフと28mmのレンズを持っていくのなら代わりにこのカメラでいいじゃないか、と思うほどしっかりと写るいいカメラです。
程度にもよりますが、少し探せば数千円から手に入るようですし、きちんとしたお店で動作点検と清掃をされたものは少し値が張りますが、それでも1万円前後で手に入るようです。
コンパクトカメラ、というにはいささか大柄なサイズですが、見た目ほど重さはなく、かえってこの大きさが握りやすさにもなっていて、僕はとても好きです。
ストラップやカラビナをとりつけて、ザックにぶら下げて使うのもよさそうです。
今年もトレッキングや釣りに行こうと思っているので、その時にはこの現場監督28WBで景色や釣った魚を撮ろうと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?