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現場看護師が教える!ChatGPT実践活用ガイド 第2回:看護のレポートを賢く、速く、簡単にChatGPTで作成するポイントを公開

看護師の皆さん、レポート書いていますか?このレポートって、本当に面倒ですよね。私は第1回で書いた略歴のように、看護ではない業界の出身で、その経験年数も看護以外の経歴の方が長いです。そんな私が抱いた違和感は、いらないレポートが多すぎるということでした。
例えば研修レポート、院内の必須研修などに参加すると、毎年あんまり内容変わらないのにレポートはA4 1枚を求められたりしますが、書くことないよって正直思います。そこで最近では、ChatGPTでこっそりレポートを書いています。

今回の内容はこのレポートを見栄え良く、かつ迅速に作成するためのポイントになります。この記事を見て、皆さんがChatGPTを活用して、賢く業務を効率化できれば幸いです。



レポート作成のポイント

レポート作成者の情報と提出先の情報

これは面倒ですがやっておくと、レポートの精度が結構あがります。ただ多分、皆さんがレポートを提出するなら、部署移動などなければ同じ提出先だったりすると思います。その場合は、ChatGPTに残っている履歴から新しいChatへコピペすればいいので、最初に詳細な情報を書いておくと後が楽です。
具体的には、対象と自分の年齢、役職、性別、学歴(これ結構重要で、これに応じてレポートの文体なんか変わってきます)、レポートの目的、提出するレポートのフォーマットなどになります。

ChatGPTへの最初の指示

ここまでが具体的なデータ提供に入るまでにやっておくべき指示となります。必要な指示は、以下の文章の「」内をそのまま使えば良いです。
「私」は自分が入力する内容、「ChatGPT」はこれに対する反応です。

私:「今から今回のレポートの元になるデータを入力します。あなたがレポートを書く場合、不足する情報や不明点があれば、レポート作成に入る前に質問してください。」
ChatGPT:わかりました
私:「データの入力が終わったら、「以上です」と最後の行に入力します。そうしたら、不明点を質問していただき、不明点がなくなったらレポート作成に入ってください。」
ChatGPT:わかりました。ではデータのご提供をお待ちいたします。

こんな感じで指示をすれば良いですが、「以上です」が最後ですよと教える理由は、元データの文字数が多い場合、1回でコピペできないことがあり、そうなると、そこまでの情報でレポート作成を始めてしまうことがあります。
そうなるとデータが全部提供できてないことをChatGPTに説明して、その上で追加データをコピペしなくてはならないので、特に無料のChatGPT3.5などの文字数制限が少なめのAIを使う場合には必須です。

作成開始から完成まで

ChatGPTは、結構よい文章を作ってきますが、提出できるレベルに近いものがいきなりできることは稀です。ですので、思ったものと違う方向に行った場合、途中で情報を追加したり、方向性を調整する必要があります。例えば、「この事例に関する追加情報は⚪︎⚪︎です。」と追加情報を提供したり、「結論部分をもう少し詳細に記述してください。」と具体的な指示を出すことで、より完成度の高いレポートが作成できます。


実際にレポートを作った時の使い方例

「倫理的なジレンマ」に関するレポートを作成した時の具体的なやりとりをご紹介します。「私」は自分が入力する内容、「ChatGPT」はこれに対する反応です。

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