見出し画像

 子供を育てている親同志の何気ない会話から親子関係が難しくなる理由が分かった事

 これは、僕が感じた事から気づいたひとつの考え方ですので、あくまでもそういう見え方もあるのだという事を念頭に置いて読んでいただけると助かります。

 たまたま子供を持つ親の会話を聞いていてこれが親子関係がおかしくなったり、人間関係が悪くなる、しいていえば社会問題に繋がる事だろうなと気づいた事を書いてみます。

 その会話は、娘を育てている人同士だったのですが、もし娘に彼氏ができたならという内容でしたが、考えられない、認めない、怖いおやじを見せる・・あるいはパパのお嫁さんになると言って欲しいなど・・・実際によく聞かれる会話だと思うし微笑ましい会話ではあるのですが、その娘さんたちが年頃ならまだわかるのですが、生まれてまもない位なのにもうそんな会話をしている事が僕には不思議でしたし何よりこれが、親子関係をおかしくする原因のひとつだと思いました。

 それは・・・・

 親自身が無意識に子供を自分の所有物だという意識がある事

 です。
 もし親自身が小さな頃から子供を自分の所有物という意識ではなく一人の人間だという意識を持っていたらこういう会話はおこらないからです。

 どういう事かというと一人の人間だという認識があれば、子供に彼氏ができたりする事は微笑ましかったり、素敵な事だったり、イイことも嫌な事も経験出来るので素晴らしい事だという感覚でそういった将来の話を会話として話すと僕は考えます。でも自分の所有物という無意識があるから、娘に彼氏が出来るという事を否定する・・・つまり娘の意思決定を尊重しない・・・という事は所有物であるから自分の望まない事は起きないで欲しいという願望が会話からにじみ出ているのです。

 勿論一人の人間として娘さんを見ていても、娘さんの彼氏の選び方をアドバイスする事はあるでしょう・・・でも娘さんに彼氏が出来る事を否定する事はないはずだと僕は思います。

 僕からするとこういう会話が無意識に出てくる親に育てられる子供たちが不憫な思いをしないといいなとその会話を聞いていて感じました。

 読んでいただきありがとうございます。

 

 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?