オタク系のイベントが徐々に変わっていくなと思った事
ワンフェスに行って思ったのは、確実にオタク系のイベントは変わりつつあり、その変化に、行く人や運営側、売りたい側が変わっていく事を受け入れれるのか?と思うのです。
例えば、コミケは、運営、サークル、一般入場者は、みんなコミケというお祭りに参加をしている参加者だという事だと思いますが、僕にはもうこの参加者という定義が崩壊していると思うのです。
僕がコミケに参加した時は、コミケの本を購入しただけでしたが、今は、昨今の事情もあり有料のチケット制になっている様です。つまりもう建前のお祭りではなく有料制のイベントになったという事です。
サークルとして参加している人達も人気のあるサークルにいったては、もの凄い売り上げがあり、それが悪い事ではありませんが、おそらく最初の趣旨から少しづつズレていっている・・・そんな感じです。
チケットというおかねが必要なシステムになったのなら、入場にあまりにも時間がかかるようならおそらくクレームが沢山出るようになるのでは?と思うのです。つまり、一般参加者も無意識の中でお金を払っているという事で参加者というよりお客だという意識を持つ人達が徐々に増えるのではないか?そうなってきた時にもう今までの趣旨のイベントではなくなる様な気がしています。
ワンフェスに参加した時も思いましたが、優先入場券での入場でしたが、集合時間が朝の7時までに集合とありました。正直に、前なら8時頃でよかったはずなのに7時かよ・・・3時間もこの暑いなか外で待つのかよと正直におもったのです。
知り合いのオタクにも話ましたが、優先入場券を購入して入場開始に3時間もかかるとなると間違いなくクレームがくるようになるよねと、某レジャーランドでそれなら間違いなくクレームがくると思うよと言っていたことが印象的でした。
つまり、コミケにしてもワンフェスにしてもこれまでと違うのは、その分野が好きだといういわゆるオタクや趣味人が入場者のほとんどだったと思いますが、そういった人達ではない一般の人達が来場する率が増えたら間違いなくクレームが増えると思います。
実際の所ワンフェスで並んでいた時に、前の方は、日陰少し後ろの方も日陰が多い・・・なのに僕らの所はお日様がまともに当たる場所・・・しかもキッチンカーが横にいて料理の用意をしていたので匂いが凄かったです。この状態を一時間近くいたので正直辛かったです。僕がオタクではない参加者だったらクレームを言っていたかもしれないなと思いました。僕ですらそう思ったのなら、趣味人ではない人達がこの状態なら文句がでるだろうなとも思いました。
これは、もうこの規模のイベントでは仕方ないなと思います。なぜなら、同じ分野が好きな人達が集まるだけではなくその他の人達が来るようになっているなら・・・しかも入場料が必要ならイベントをみんなで作り上げるという意識ではなくお客さんという意識の人達が増える・・・つまり今までの内輪の論理が通用しなくなる時代が来たなと感じました。
同じ分野で昔ながらのイベントが好きなら、地方や都会でも開催されている小規模のイベントなら今までの様な感じのイベントの雰囲気である可能性はあるのかなと感じました。
少し寂しさも感じますが、これもまた時代なのだと思いました。
読んでいただきありがとうございます。
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